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戦後歌謡界を代表する作曲家の遠藤実さんが6日午前10時54分、急性心筋梗塞(こうそく)のため、都内の病院で亡くなった。遠藤さんは「星影のワルツ」「北国の春」「高校三年生」などヒット曲を次々と生み出し、手がけた楽曲は5000曲以上。05年から日本作曲家協会会長を務め、後進の育成、指導に尽力していた。
遠藤さん宅に弔問に訪れた演歌歌手の北島三郎(72)は「歌謡界にとって大損失。兄貴が旅立った感じで、寂しいね。顔色はとても良くて、思わずほっぺたをなでてきた」と声を絞り出した。
1963年、遠藤さん作曲の「ギター仁義」で紅白歌合戦に初出場したサブちゃん。「流しの歌手だった俺を最初に紅白に送り出してくれたことが、一番の思い出。私的にもかわいがってもらった」45年以上の付き合いになる恩人をしのんだ。
男の約束を果たせなかったのが心残りだ。7月に御園座公演を訪ねた遠藤さんに「サブちゃん、一発いくぞ!」と新曲「比叡の風」を託された。「仏の世界を感じるメロディー。(最期が近い)気持ちが入ってたのか。来年6月のデビュー記念日に発売すると約束したのに…」生前の会話は、これが最後になった。
11月に具合が悪いことを聞き、関係者を通じ「新曲は必ず歌いますから。先生も元気にしてください」と言葉を贈ったが、願いはかなわなかった。「俺のことだけじゃなく、最後まで音楽界のことを気にかけてたと思う。(遺作を)天国に聞こえるように歌いたい」
参照元:スポーツ報知
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