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24日に30年ぶりに日本武道館で一夜限りの公演を行う米人気バンドのチープ・トリックが23日、都内でファン100人を招待した前日祭を行った。30年前の公演チケット所有者も募集したところ、50人以上が当時のチケットを持参。メンバーは「武道館は聖地のような場所。またライブができてうれしい。皆さんのおかげ」と往年のファンとの“同窓会”を楽しんだ。
「武道館は僕らが最初に成功した場所。一番の思い出だよ」。“伝説のライブ”再現より一日早く、チープ・トリックが、ブレークのきっかけをつくった往年のファンに、感謝の気持ちを語りかけた。ファンも大事にとっておいた30年前のチケットを見せて応じた。
米国ではまだ無名だった1978年4月28、30日に日本武道館で行ったライブを収録、日本向けに発売したアルバム「at Budokan」が79年に米で300万枚を超す大ヒット。日本発でブレークし、同時に武道館の名を世界に広めた。その後も日本公演は行っているが、24日の武道館公演は30年ぶり。公演前にリーダーのリック・ニールセン(59)が「30年前のチケットを持っている人がいたらお礼を言いたい」と提案し、前日祭が決まった。
30年前は飛行機がエコノミークラスの一番後ろ、ホテルは相部屋だった。今では当然のようにファーストクラスでの来日。環境は変わったが、ボーカルのロビン・ザンダー(55)は「やってる本人は変わってないよ。好きで歌い続けてるだけ」と自然体。この日は「甘い罠」「サレンダー」を特別披露。準備万端だ。
母国に先駆け、才能を見出し応援してくれた日本への愛着は大きい。「武道館は僕たちにとって聖地。呼ばれて光栄。今の僕らがあるのは日本のファンのおかげ」と同窓会で31年越しのお礼を果たしていた。
参照元:スポーツ報知