木山裕策に続け！初田悦子が「歌スタ！」からデビュー

日テレ系オーディション番組「歌スタ！」に出演し人気を得た専業主婦・初田悦子（はつだ・えつこ、２９）が２月１８日に「きみのママより」で歌手デビューすることが３日、分かった。同番組をきっかけに昨年はサラリーマン兼業歌手の木山裕策（４０）がデビューし、紅白歌合戦に初出場。木山に追いつき追い越せの意気込みで、今年のブレークを狙う。

　パパさん歌手に続けとばかり、今年は２９歳のママさん歌手・初田悦子が「歌スタ！」からデビューする。

　母がシャンソン歌手で、幼い頃からピアノで遊びながら育ったという初田。１８歳のときに「ヤマハ・ボーカルクイーンコンテスト」に出場。大塚愛が優勝し、初田は賞を逃すが、それを機に本格的に歌手を目指し音楽活動を行っていた。だが、２４歳のときに現在の夫に出会い、３か月で結婚。翌年に長女・あのんちゃんを出産した。

　しばらくは専業主婦として毎日を送っていたが、歌手の夢をあきらめきれず、２００７年「歌スタ！」を知り応募。同年７月に番組に出演し、ジャーニーの「Ｏｐｅｎ　Ａｒｍｓ」、ＭＩＳＩＡの「つつみ込むように」を熱唱。合格には至らなかったが、高視聴率を記録し視聴者からの問い合わせが殺到した。

　人気を受け同年末の「リベンジ・スペシャル」に再び出演したのを機にプロデューサー、レコード会社が手を挙げ、メジャーデビューが決まった。

　デビュー曲の「きみのママより」は初田自らが作詞。応募をためらっていた際に「ママ、お歌上手だから大丈夫」と後押ししてくれた長女への思いを歌った。

　「歌スタ！」では４人の子供を持つサラリーマン歌手、木山裕策が昨年２月に家族のことを歌った「ｈｏｍｅ」でデビュー。昨年末の紅白歌合戦出場を果たした。デビュー前の話題性では、初田も負けていない。

　初田は「ちゅうちょする背中を押してくれた娘に、何かを一生懸命追いかけることは素晴らしいことなんだって、全身で教えていきたい」。デビュー曲について「２９歳・主婦・１児の母。こんな私だからこそ、歌える歌がありました」と完成度に自信をみせている。

　◆５日深夜ＳＰ番組　○…デビュー決定を受け、５日深夜零時５９分からの「歌スタ！」で初田スペシャルを放送。デビューの喜びを報告する予定だ。日テレの金田有浩プロデューサーは「初田さんは『歌』と『声』の持つ力、というものを実感させてくれる“うたい人”」と太鼓判。「一人でも多くの方に彼女の歌に触れてもらいたいと思います。本当に触感がありますから」としている。

参照元：スポーツ報知