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元夫の落語家・春風亭小朝(53)をブログやファクスで中傷していたタレント・泰葉(47)が29日、都内のホテルで会見を開き、経緯を説明し“終結宣言”した。泰葉は小朝への未練を聞かれ「人物に対しては全くないが、高座に対してはすごくある。私の夢はあいつが三遊亭円朝になること」と複雑な気持ちを語った。泣いて笑っての大忙しの1時間の会見。昨年11月の金屏風(びょうぶ)離婚会見にも不満を引きずっており「やっとやりたかった離婚会見ができた」。一方的に騒動を起こし、終結させて晴れ晴れとした表情を浮かべた。

 泰葉は、低血糖だからと角砂糖をかじりながら1時間、しゃべり倒した。ノースリーブに眼鏡姿で登場した泰葉は、昨年11月に離婚した春風亭小朝を中傷し続けた理由を、来年3月の明治座公演「三平物語」の小朝の出演キャンセルがきっかけだとした。泰葉プロデュースで進めた企画に小朝は演出、出演を約束していた。だが、離婚を機に、泰葉がプロデュースを降りると、小朝が理由を告げず出演をキャンセル。そのことが腹立たしかったという。「父の舞台なので怒り狂いました」

 その後、来年3月の弟・林家いっ平(37)の2代・三平襲名の「口上」に小朝が列座することが納得いかず、小朝サイドに脅迫メールを送り続けた。「7月24日から送りました。一番すごいのは『切腹しろ、私が介抱してやる』でした」。送ったメールは250通、1日100通以上送ったこともあったという。

自身がプロデュースを名乗り出た2代・三平襲名披露にもかかわれなくなり、精神的にも追いつめられた。「私の心の叫びに戦ってほしかった」。一方的な中傷攻撃は、27日深夜に小朝から電話をもらい1時間半、話し合い、終結へ向かった。

 「小朝さんへ一言? まずはたくさんの暴言をわびます。理解してくださってありがとう」と謝罪と感謝の気持ちを込めたが、それだけでは終わらない。「私の夢は小朝さんが三遊亭円朝になること。私の命にかけてかなえたい」とぶち上げた。「円朝」は江戸時代の名人で、落語の神様と呼ばれ、継ぐことができない名跡とされ、泰葉によれば小朝も内々の打診に辞退したことがあるという。「私が保証します。『金髪豚野郎』と言っても(小朝の高座の)動員が下がらなかった。髪も薄いし、人間も薄いけれど高座はすごい。夢はあきらめません」と、最後まで“お騒がせ女”の本領を発揮し続けた。

参照元:スポーツ報知

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