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 公開中の映画「誰も守ってくれない」(君塚良一監督)に主演している俳優・佐藤浩市(48)がスポーツ報知のインタビューに応じた。未成年の兄が殺人容疑で逮捕され、世間の好奇の目にさらされる少女の保護を命じられる刑事を好演している。実はこの刑事も心に傷を抱え、家庭は崩壊寸前にあるという設定だ。昨年、コメディー映画にも主演し、新境地を開いた佐藤が今回新たに表現した人物像とは? デビューから28年。守りに入ることなく挑戦を続ける佐藤に、演じることへの思いを聞いた。

 未成年の殺人事件にマスコミの報道は過熱し、ネットはその妹(志田未来)の素性も暴こうとする。特にネットの暴走は佐藤が引かれた題材のひとつだ。「僕らが若いころ、公私の区別は自分で付けられたけど今は違う。以前、僕のことでウソがネットに出ていた。人から聞いて面白いなと思ったけど自分で見たら腹立つ。芝居より『実はあの人…』と印象が強くなり、芝居を守れなくなる大変な時代だなあ、と」そんな佐藤はネットを「一切開かないこと」を徹底している。

 刑事は過去の“捜査ミス”を引きずり、生活は荒れ、家庭は崩壊寸前だ。佐藤も子供のころ、父の俳優・三國連太郎(86)が撮影などで「ほとんど接触がなかった」。が、父親になり「オヤジを反面教師に(笑い)。どんな作品でも子供を撮影現場に連れて行く。父親が何をしているか見れば、人に何を言われようと『父はそんなんじゃないですよ』と言えるから」。今作でも西伊豆の撮影を子供と妻に見せたという。

 私生活では父親として家族を守り、劇中では少女に寄り添う。「誰も守ってくれない、ひとりで生きなければいけないけど、横にいる人とちゃんとつながっている。この映画の希望が僕自身、今まで以上に大きく感じられた。昔は残酷な終わり方『人間ってそんなもんじゃん』という話が好きだったのに。希望がないとダメな年齢になったのかな」と笑う。

 心境の変化は仕事選びにも表れている。「ザ・マジックアワー」(三谷幸喜監督)でコメディー、「少年メリケンサック」(2月14日公開、宮藤官九郎監督)ではパンクロッカーと突き抜けたような新しい役が続く。

 「芝居を30年近くやってると引きだしが増えてたいがいこなせる。それが“お仕事”になり、数年間、刺激を受けなかったことがある。常にハードルを置くことが必要。今、また仕事が楽しくなりました」邦画界に欠かせない俳優の挑戦は、これからも続く。

 ◆佐藤 浩市(さとう・こういち)1960年12月10日、東京都生まれ。48歳。本名同じで、三國連太郎が稲垣浩監督と市川崑監督から1文字ずつ取り命名。NHKドラマ「続・続事件」でデビュー。81年、映画初出演した「青春の門」でブルーリボン賞新人賞。主な映画は「敦煌」「雪に願うこと」、ドラマは「新選組!」「クライマーズ・ハイ」など。映画「ザ・マジックアワー」で日本アカデミー賞優秀主演男優賞。

参照元:スポーツ報知

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