ＳＰＥＥＤ再始動！ドラマ主題歌で５年ぶりシングル！

日テレ系「２４時間テレビ」で４年９か月ぶりに再結成した女性４人組グループ「ＳＰＥＥＤ」が、本格的に再始動することが２３日、発表された。観月ありさ主演の同局系「ＯＬにっぽん」（１０月８日スタート、水曜・後１０時）の主題歌「あしたの空」（１１月１２日発売）を歌う。「Ｗｈｉｔｅ　Ｌｏｖｅ」「ｍｙ　ｇｒａｄｕａｔｉｏｎ」のミリオンセラーや史上最年少での４大ドーム制覇（９８年当時）など、社会現象にもなった４人の第２章が幕を開ける。

　「２４時間テレビ」の放送終了後、日本テレビや所属事務所には「感動した」「またＳＰＥＥＤとしてＣＤを出してほしい」といった電話やメールが相次ぎ、予想を大きく上回る反響があった。これを受け、グループの再始動が決まった。

　２０００年３月の解散以降、阪神・淡路大震災復興キャンペーン（０１年）、Ｓａｖｅ　ｔｈｅ　Ｃｈｉｌｄｒｅｎ　ＬＩＶＥ（０３年）の過去２度にわたって、単発で再結成したが、今回は継続的な活動になる。

　新曲「あしたの空」は、０３年の「Ｗａｌｋｉｎｇ　ｉｎ　ｔｈｅ　ｒａｉｎ／Ｓｔａｒｓ　ｔｏ　ｓｈｉｎｅ　ａｇａｉｎ」以来１５枚目のシングル。ミドルバラードで「自分を信じることの大切さ」というメッセージが込められている。

　作詞・作曲は、彼女たちとのタッグで数々のヒット曲を送り出した音楽プロデューサーの伊秩（いぢち）弘将氏（４５）。タイトルの「あしたの空」という言葉は、伊秩氏が９８年ころから温めていたもの。「『ＳＰＥＥＤ』の歌のパワーを通じて、今こそ“あしたの空”にまぶしい夜明け（が訪れること）をイメージしてもらえたらと思った」と話すなど、同曲への思い入れもひとしおだ。

　レコーディングは、今月中旬に都内のスタジオで行われた。久々に４人そろっての共同作業となったが、チームワークは抜群。「新しいＳＰＥＥＤには、等身大の私たちが表れている」（新垣仁絵）、「久しぶりのＳＰＥＥＤにワクワクしている。新しいＳＰＥＥＤの誕生を感じた」（上原多香子）、「新しく斬新な曲になった」（今井絵理子）、「今の私の声を、いい形でこの曲にのせることができた」（島袋寛子）。それぞれに、１０代のころとは違った新たな発見があった様子。

　同曲がヒットすれば、シングルの第２弾、第３弾、いずれはアルバム発売や全国ツアー開催など可能性は無限に広がる。成長した４人のパフォーマンスに期待が高まる。

参照元：スポーツ報知