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シンガー・ソングライターの井上陽水(59)が4日、福岡・北九州市のウェルシティ小倉で全国ツアーの初日公演を迎えた。今年最初の活動場所に故郷(田川市)に近い小倉を選んだ陽水は、8月30日に還暦を迎えるとは思えないエネルギッシュなステージを披露、団塊世代のおじさま、おばさまたちを魅了。来年迎えるデビュー40周年という節目の年に向けて、最高のスタートを切った。
小倉に咲く満開の桜とともに、陽水がステージで春の到来を告げた。
今年1発目の活動となった全国ツアー初日には、慣れ親しんだ故郷を選んだ。「僕の2008年のツアーが、満開の小倉で始まるのはうれしい限り。皆さんのご愛顧のたまものです」と感謝の言葉でスタートさせた。
「Make‐up Shadow」で幕開け。地元のヒーローの凱旋を心待ちにしていた小倉のファンは大興奮。中でも団塊の世代のファンの「陽水コール」が会場にとどろく。
声援を受け、陽水のボルテージも最高潮に。「ワインレッドの心」「新しいラプソディー」「氷の世界」など、ギターを手に数々の名曲を熱唱。今ツアーは「聴かせること」にこだわり、通常のバンド編成ではなく、約10年ぶりとなるアコースティック形式のライブを選択した。
デビューから変わらない独特の声、歌い回しは健在。さらに、トークも絶好調だ。「今年は年男。でも72(歳)じゃないですよ」「こういう仕事をしていると、かっこつけてるしかないんだよ」と巧みな話術で笑いもとった。
アンコールでは「故郷を思い出す歌を」と、初期の名曲「心もよう」(73年)や中期の代表曲「少年時代」(90年)を披露する粋な演出。16曲、2時間にわたるステージは、最終曲「夢の中へ」を歌い終えても、しばらくスタンディングオベーションがやまなかった。
陽水は来年、デビュー40周年のメモリアルイヤー。J―POP界の巨人だけに、音楽業界挙げての一大イベントが実現する可能性も。還暦を迎えても、陽水はまだまだ日本の音楽シーンをリードしていく
参照元:スポーツ報知