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60歳でデビューし、作詞家の故・阿久悠さん(2007年死去、享年70歳)も死の直前に詞を提供したシャンソン歌手・若林ケン(63)が、新橋演舞場8月公演「幕末純情伝」(作・演出つかこうへい、13~27日)に出演、自慢の美声で舞台を彩る。長く新宿・歌舞伎町で歌い、高い評価を得てきた。つか氏もその才能にほれ込み、20年前から舞台に抜てきしており、今作では阿久さんの曲を披露する可能性もある。

 故・阿久悠さん、つか氏など、数々の大物が認める遅咲きの異色歌手が、舞台の名作に花を添えることになった。

 沖田総司を石原さとみ(21)、坂本龍馬を真琴つばさ(43)が務める今回の「幕末純情伝」。若林は勝海舟役で、「沖田総司が女だったら―」という破天荒な物語らしく、若林は劇中で持ち歌を2曲披露する。「どこまでも深い、つかこうへいの戯曲の中の勝海舟にくらいついていきたい」と意欲を見せている。

 若林は70年代前半からシャンソンを歌い始め、74年に新宿・歌舞伎町にシャンソニエ(シャンソンが聴ける飲食店)を開店。その歌声を聴きに、多くの著名人が訪れたという。2005年に60歳でデビューし、コンサートツアーでは1万人を動員するほどの人気を持つ。

 昨年発売されたアルバムで、阿久さんに作詞を依頼。阿久さんは、若林の情熱に呼応して亡くなる3か月前に病床で詞を書き下ろし、提供。「―あばずれなのに純情だから 一生ずっと傷つくばかりよ」という印象的なフレーズのオリジナル曲「嘆きの天使」が収録された。

 一方、役者としてもキャリアを積んできた。つか氏が「悪魔のような目つきをしていたかと思えば、一瞬にして天使の目に変わる。その異様な輝きにひかれた」とその独特の魅力と歌の才能にほれこみ、1989年「今日子」で岸田今日子さんの相手役に抜てき。若林はつか氏の「秘密兵器」と評された。

 今回、5年ぶりにつか氏の芝居に出演。「幕末―」には89年の初演時にも出演しており、重ねてきた経験を生かす場となる。現在、披露曲を選定中で、若林の歌唱に合わせて大衆演劇の人気女形・橘大五郎(21)が舞う演出プランも。曲はアルバムに収録されている「百万本のバラ」などが候補にあがっているが、舞台で阿久さんの思いが詰まった「嘆きの天使」を使うことが検討中で注目を集めそうだ。

 ◆若林 ケン(わかばやし・けん)1945年3月12日、栃木県生まれ。63歳。74年に歌舞伎町に「ペイトンプレイス」を開店。86年には人形師・辻村寿三郎氏と人形とシャンソンのコラボレーションを展開。89年に舞台俳優としてデビュー。阿久悠さんが詞を提供した「嘆きの天使」は07年6月に発売されたアルバム『花束~BouquetdeCHANSON~』に収録されている。

参照元:スポーツ報知

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