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三谷幸喜監督(46)の「ザ・マジックアワー」(東宝系)、「築地魚河岸三代目」(松竹、松原信吾監督)、角川春樹氏(66)プロデュースの「神様のパズル」(東映、三池崇史監督)など話題作が7日、封切られた。邦画大手3社の実写作品の同日公開は06年9月以来。例年の6月はGWと夏休み興行のはざまで落ち込みがちだが、今年は好調をキープできるか―。
邦画大手3社が久々にガチンコ対決した。毎年、各社十数本から二十数本の映画を封切っているが、意外にも実写での同日公開は少なく、今回も偶然の激突で約1年8か月ぶり。作品性や客層も異なることから、たまたま実現したようだ。
3作品とも初日舞台あいさつは盛況。「築地―」の伊東四朗(70)は、ライバルを意識し「三谷幸喜さんから『ザ・マジック―』の招待券をもらったので、すぐに『築地―』を返しておいた。勝った負けたとかではなく、この土曜日をキッカケにたくさんの人が日本映画を見に来ていただけることを願っている」と盛り上がりに期待。
派手な宣伝の量に比例して「ザ・マジック―」が好発進。前作「THE 有頂天ホテル」が興収60億8000万円を記録した三谷監督は、今作のために主演・佐藤浩市(47)とテレビ96番組、ラジオ15番組、新聞・雑誌47紙の“PR行脚”。初日は前作比の動員105%と上々な滑り出しを見せた。
「神様―」は、いつも高らかに数字を出す角川氏だが、前2作と比べ館数も少ないことから初日の成績も目標興収も明かさず。「興行は分からないけど、大きな伝説になっていくと予感している」(角川氏)。三池監督も「みなさんが思ってるより100倍ぐらい楽しいと思う」と強気だ。
シリーズ化される「築地―」は秋に第2弾の撮影に入る。主演の大沢たかお(40)は「新たな挑戦として、過去の作品を見ても代表作のひとつになったと思う」。こちらも初日成績は未発表だったものの、息の長いシリーズ作品に向けて手応えを感じ取っていた。
参照元:スポーツ報知