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俳優の浅野忠信(34)が22日夜、日本時間25日に行われる第80回アカデミー賞授賞式に出席するため、妻で歌手のCHARA(40)とともに成田空港発シンガポール機で米ロサンゼルスに向けて出発した。チケットの関係で夫婦でレッドカーペットを歩くことはできないというが、出国前に会見した浅野は、日本に残した2人の子供に向けても「頑張ってる姿を見せたいですね」と、笑顔で日本を後にした。
主演映画「モンゴル」(4月5日公開、セルゲイ・ボドロフ監督)が外国語映画賞にノミネートされた浅野が、日本人関連作品として第48回(1975年度)の「デルス・ウザーラ」(黒澤明監督、ソ連作品)以来、32年ぶりの同賞受賞を目指して日本をたった。
「僕はいろんなことに疎いけど、ありがたいことに周りの人が興奮してくれている。緊張? 特には。全くどういう状況か。初めてなもので」周囲の期待とは裏腹に、当の本人は平常心で機内へと乗り込んだ。
浅野が「一緒にレッドカーペットを歩きたい」と話していた妻・CHARAも時間差で搭乗。「ずっと頑張ってましたから」と夫をねぎらい「受賞? もちろんしてほしい」と期待。授賞式会場のチケットの都合で、夫婦でレッドカーペットを歩く夢はかなわなかったが「2人のチラリとした時間を楽しみにしてます」と心待ちにした。
12歳の娘と8歳の息子は日本でテレビで応援。「モンゴル」の撮影などで半年もの間、自宅を離れることもあったようで「アカデミー賞のことは全然分かってないけど、ちゃんとお留守番してくれてたから、頑張ったよという姿を見せたいですね」と父親らしく話してみせた。
昨年、助演女優賞にノミネートされた菊地凛子(27)は所属事務所の後輩。「いろいろ聞こうと思ったけど、何を聞いていいのか分からないので。『何かあったら電話して』と言われた。彼女も応援してくれている」と心強い“援軍”も。
外国語映画賞は5作品で争われる。「受賞することがどういうことか想像もつかないけど、いい結果に結びつけば今後の活動にもプラスになる。自分のまったく想像してないことがこうやって結果になっているので、この流れに身を任せるしかない」このまま波に乗って歴史に名を刻むことができるか。
◆ラジオで宣言「ガッツポーズやりたい」 ○…浅野は同日昼にはニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」に出演。受賞すれば、壇上でのスピーチが待ち受けているが「英語は全然ダメ。(ネイティブアメリカンの)おじいちゃんが“いたこ”のように降りてきてくれれば」と困った様子。その後の会見でも改めて「受賞すればガッツポーズは取るんだろうなとは考えてましたけど。その辺は空気を読んでやりたい」と思いを巡らせていた。
参照元:スポーツ報知