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6日に亡くなった作家で作詞家の川内康範(本名・潔=きよし、享年88歳)さんの代表曲「おふくろさん」の歌詞改変をめぐって騒動となった歌手の森進一(60)が8日午後8時から生放送された「NHK歌謡コンサート」に出演した。番組冒頭で川内さんについて「私の父親代わりで残念でなりません」と追悼の言葉を述べたが、収録後の報道陣の問いかけには一切無言だった。一方、川内さんの密葬はこの日午前、青森・八戸市内で営まれた。
川内さんと“絶縁”状態が続いていた森はこの日、東京・渋谷区のNHKホールから生放送された「NHK歌謡コンサート」に生出演した。
司会の小田切千アナ(38)が番組冒頭で川内さんの死去を悼み、森にコメントを求めると「私の父親代わりとおっしゃってくださった川内先生がお亡くなりになったのは、やはりさみしくて残念でなりません」と神妙な表情で話した。
しかし、「おふくろさん」騒動については、前夜に所属事務所を通じて発表したコメントをほぼなぞっただけ。番組内容は川内さんを悼む内容に変更され、「前川清&クール・ファイブ」は川内さんが作詞した「逢わずに愛して」を熱唱したが、森は川内さんの作品は歌わず、予定通り「女のためいき」と新曲「女の恋」を歌った。
番組終了後、報道陣の「八戸には行くんですか」などの問いかけには一切無言。そのまま車に乗り込むと、都内の自宅へ。自宅のインターホンにも応答がなかった。
川内さんの死によって、騒動は和解にいたらなかったが、森にとって恩師であることには変わりない。それだけに一日も早く八戸へ弔問に駆けつけたい気持ちはあるようだが、すぐに実現する可能性は低そうだ。
これまで自宅や都内の滞在しているホテルへの訪問でも門前払いとなり、今年1月の謝罪の手紙の受け取りも拒否されている状況。弔問に訪れても受け入れてはもらえないという事態も想定できるため、両者の関係を取り持つ周囲の力が必要となり、それには時間がかかるという見方もある。
また、9日は都内でラジオ収録が決まっており、4月中は新曲のキャンペーンも予定されていることから、スケジュール的にも八戸訪問は難しそうだ。
参照元:スポーツ報知