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6日に88歳で亡くなった作家で作詞家の川内康範(本名・潔=きよし)さんの葬儀が8日午前、青森・八戸市の八戸市斎場でしめやかに営まれた。関係者によれば、死因は慢性呼吸不全。川内さんの意向で、親族、一部の関係者ら10人ほどによる密葬に。一方、昨年、代表曲「おふくろさん」の歌詞改変をめぐり騒動となった歌手の森進一(60)は、同日生放送されたNHK「歌謡コンサート」に出演した。
東京を襲った春の嵐とは無縁の晴天。八戸市内の雲一つない小高い丘のにある斎場で、音楽界の巨星が荼毘(だび)に付された。棺(ひつぎ)には愛飲していたたばこ「マイルドセブン6ミリ」とマッチが入れられた。
トレードマークだったサングラス、「おふくろさん」騒動の際に振り回していたつえは、環境問題に対する配慮もあって火葬されなかったという。
葬儀は「迷惑をかけたくない」という生前からの意向で親族、親しい一部の関係者ら10人ほどによる密葬に。午前9時から約2時間しめやかに営まれた。お坊さんも立ち会わず、戒名もないという。弔問や献花、マスコミの取材も一切断った。再三の謝罪、説明を申し出ていた森からは連絡はなかったという。
この日、関係者の証言で正式な病名が「慢性呼吸不全」だったことが明らかになった。病床に臥(ふ)した後も、3月に生誕50周年を迎えた自身の代表作「月光仮面」のプロジェクトのことを気がかりにしていたという。また、川内さんの未発表曲、レコーディング途中の楽曲がいくつかあることも分かったが、具体的な発売などは決まっていないという。
関係者によると、遺骨は近く八戸市内の墓地に納められる見込み。今後については「いろいろな方にお世話になったので、やらなきゃいけないのかなと思っている」(関係者)と、「しのぶ会」の日時や会場などの詳細を協議していくことになる。
参照元:スポーツ報知