草ナギ、キムタクから学ぶ…「山のあなた～徳市の恋～」

ＳＭＡＰの草ナギ剛（３２）の主演映画「山のあなた～徳市の恋～」（石井克人監督、５月２４日公開）が１０００円興行を行うことになり１０日、東京・青海の大江戸温泉物語で草ナギらが会見した。

　１９３８年の映画「按摩と女」（清水宏監督）のリメーク作。山間の温泉地で働く目の不自由なマッサージ師（草ナギ）と、東京から来た美女（マイコ）の淡い恋を描く。

　チケット代１０００円は松竹の「釣りバカ日誌」が２００２年から行っているが、東宝では初めて。９４分の上映時間内に温泉へつかるように癒やされてほしいと、全国１５０館で実施する。草ナギは「オリジナルを何度も見て表情までカバーするつもりでやった。満足のできる芝居なので、多くの人に見てほしいという願いが１０００円興行でかなう」と笑顔を見せた。

　ＳＭＡＰの木村拓哉（３５）が主演映画「武士の一分」で演じた役も目が不自由。「木村君と違いぼくは目を閉じてるけど、表情を参考にした。がけの横を歩く場面は、危ないので薄目戦法を使った」と明かした。

　マッサージ師から猛特訓を受けて撮影に臨んだ。「こりをほぐせる程度になった。（稲垣）吾郎ちゃんにやってあげたら『いいんじゃない』と」。女性記者に実演してみせた草ナギだが、足裏をもみながら「ここはやったことないんだよね」と語り、笑いを誘っていた。

参照元：スポーツ報知