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歌手の森進一(60)が作詞家の故・川内康範さんとのトラブルで封印していた代表曲「おふくろさん」の歌唱を解禁することが31日、スポーツ報知の取材で分かった。すでに川内さんと親しい関係者などへのあいさつを済ませ、出場確実な大みそかのNHK「紅白歌合戦」で歌うことが有力になった。騒動のきっかけとなった一昨年の紅白から丸2年。森の代表曲が復活する。
森の「おふくろさん」が、今年の紅白で“復活”する。
作家で作詞家の川内康範さんとのトラブルをきっかけに、森が歌うことができなくなった代表曲。今年4月に川内さんが亡くなったことで「永久封印」の声もあったが、森は、川内さんの所属事務所や親しい関係者に「おふくろさん」を再び歌いたいという希望を伝えてきた。
同曲は森の代表曲と同時に川内さんの代表曲でもある。森の不義理は認めつつ「おふくろさんは名曲。このまま消えてしまうのはよくない」という声はあった。「後世に歌い継いでいくことが、亡くなった川内さんのためでもあるのでは」と考えた音楽関係者の尽力もあって、このほど川内さんサイドとの和解が成立。この日までに関係者が日本作詩家協会へのあいさつも済ませた。
騒動のきっかけにもなった紅白のステージでの解禁が確実。セリフを加えないオリジナル版を、心を込めて歌うことで、天国の川内さんに精いっぱいの謝罪の気持ちを伝えるつもりだ。
「おふくろさん」は、一昨年末の紅白で、森が作詞家の川内さんに無断で、セリフ付きの歌詞で歌ったことが年明けに問題に。2月に事情説明の場を設けようとしたが、直前に森が対面をキャンセル。川内さんが「もうオレの歌は歌わせない」と、歌唱禁止と絶縁を宣言した。
会見した森が「おふくろさんは僕の歌」と発言したことで川内さんがさらに激怒。慌てた森は、川内さんが滞在する都内のホテルや、青森・八戸市の自宅に謝罪に出向いたが不発。その後、関係者を通じ面会を申し込んだが、門前払いが続いた。和解できぬまま、川内さんが今年4月に慢性呼吸不全で死去。その後も森は「おふくろさんは名曲ですし(歌いたい)気持ちはあります」と発言。「歌手ですから、歌で分かってもらうしかない」と自らに言い聞かせていた。
森は10日に東京・五反田ゆうぽうとホールでコンサートを開催。発言が注目される。
参照元:スポーツ報知