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年内いっぱいで無期限活動休止に入るバンド「サザンオールスターズ」の桑田佳祐(52)が、ソロとして再始動する。11月30日から神奈川・パシフィコ横浜の国立大ホールで毎年恒例のエイズ啓発ライブ「Act Against AIDS 2008 『昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦』」(12月2日まで全3公演)の開催を発表。28万人が熱狂した30周年記念ライブから約2か月―。“ひとり”紅白歌合戦で、桑田が歌声を聴かせる。
感動の夏が過ぎ、「Act―」で桑田がソロ活動を再開する。AAAは、12月1日の「世界エイズデー」に開かれる啓発運動の一環として1993年からスタート。05年はサザン、07年は桑田の全国ツアー中のために開催が見送られたが、その年のライブでも来場者にAAAのパンフレットを配布するなど、桑田は啓発に努めており、今年も一肌脱ぐ構えだ。
同ライブの特徴は、桑田の音楽のルーツとなった人物、作品がクローズアップされていること。これまでもビートルズやエリック・クラプトン、昭和歌謡など、洋楽・邦楽の名曲のカバーに挑戦。2000年には「桑田佳祐が選ぶ20世紀ベストソング」をテーマに行うなど、通常のライブとは異なる趣向を凝らした内容になっている。
気になる今年のテーマは「“ひとり”紅白歌合戦」。その名の通り、桑田がひとりで紅組と白組に分かれ、歌の攻防戦を繰り広げていく。ソロとしての紅白出場経験こそないが、79年「いとしのエリー」、82年「チャコの海岸物語」、83年「東京シャッフル」と、サザンとして過去3回出場した経験もフルに生かされる模様。演出はこれから決定していくが、エンターテイナーの桑田なだけに、どのような演出が施されるのか期待が高まる。
現在、選曲中の楽曲についても、60年代の和製ポップス、ムード歌謡、フォーク、70、80年代のアイドルソングなど「昭和」の時代を彩った数々の名曲をはじめ、90年代から現在に至るまでの楽曲が対象になる。
自身のラジオ番組でも発言しているように、サザンとしての活動には一区切りをつけた。11月末の一足早い“桑田版”紅白歌合戦。本家に勝るとも劣らない内容で、ファンを大いに喜ばせてくれそうだ。
参照元:スポーツ報知