天海祐希がボス！落ちこぼれ刑事集団を立て直す！

女優の天海祐希（４１）が、フジテレビ系新連続ドラマ「ＢＯＳＳ」（４月１６日スタート、木曜・後１０時）で刑事役に挑戦することが２４日、分かった。男が原因で左遷されながらも、落ちこぼれ集団の“ＢＯＳＳ”に就任したことで奮闘するという物語。共演は竹野内豊（３８）ら。竹野内も超エリートながら、女性に対してセクハラまがいの言葉を飛ばし、浮ついた言動の目立つ“チャラ男”という新境地に挑む。

　宝塚歌劇団を退団してから１３年。教師や弁護士などハマリ役を作り、キャリアウーマン役で「アラフォー」という流行語を生み出してきた天海が、今度は刑事に挑む。

　天海演じる刑事は、警察キャリアとして頭脳明晰（せき）な女性。しかし男心が全く読めない結婚願望の強い独身女性という一面も持つ。かつて男のために出世を棒に振ったことで左遷させられたものの、その後、問題児を厄介払いするために新設された警視庁捜査１課特別犯罪対策室のトップに就任。そこで “ＢＯＳＳ”として、素行や性格に問題のある刑事たちをまとめ上げて優秀な捜査チームを築き上げるという役どころだ。

　現在、イタリアで織田裕二（４１）らと映画「アマルフィ　女神の５０秒」（７月公開・西谷弘監督）の撮影に臨んでいる。織田と言えば、「踊る大捜査線」の青島刑事役が代表作。「大先輩でらっしゃるので、たくさん吸収していきたい」と“青島イズム”を取り込んで天海らしい刑事役に仕立てるつもりだ。

　今作の脚本と演出はともに、天海の主演ドラマ「離婚弁護士」を担当したチームだけに、息もピッタリ。「今までにない刑事ドラマを目指します」と、天海は心躍らせている。制作サイドも「男たちをかき分けてさっそうと戦う『かっこいい女性』を演じてもらおうと企画した」と期待を込めた。

　天海とタッグを組む竹野内も、これまでのクールな印象から一変。主人公と同じく警察官僚で最年少昇進記録を次々と塗り替える超エリートながら、女性に対してセクハラまがいの言葉を飛ばす、軽薄な“チャラ男”を演じる。

　「かっこいい女性」の天海に対し「軽すぎる男」の竹野内。対照的な２人の掛け合いは、お茶の間の話題のタネとなりそうだ。

参照元：スポーツ報知