アッコ 予備校教師と紅白！…岡本茂樹と「Ｗトラブル」結成

歌手の和田アキ子（５８）が素人とのユニットで、ＣＤデビューすることになった。現役予備校教師の岡本茂樹（３６）とのユニット「Ｗトラブル」を結成し、２５日にシングル「Ｂｒａｎｄ　Ｎｅｗ　ＰＡＲＡＤＩＳＥ」を発売。「紅白？　それぐらい曲が愛されたらうれしい」と話すアッコに、岡本も「大みそかの予定は空いています」。ヒットすればユニットでの紅白歌合戦出場もまんざらではない様子だ。

　デビュー４１年目のアッコが、素人とユニットを結成し新たにＣＤデビューする。

　きっかけは日テレ系オーディション番組「歌スタ！！」。昨年４月に「和田スタ！！」と題した企画で、デュエットパートナーを募集。カラオケボックスで告知を見た岡本の妻が、本人に内緒でエントリーした。

　約１５００人の応募の中から、あれよあれよと勝ち上がり、最終選考ではアッコと即席でＲＣサクセションの「スローバラード」をデュエット。「いい男でもタイプでもないけど、私のデビューのころの声質に似ている」とパートナーに指名した。楽曲も公募し、１年がかりでＣＤデビューが決まった。

　ライブでは故レイ・チャールズら数々の大物歌手と共演したアッコ。０３年には久本雅美とユニットを結成、０５年にはｍ―ｆｌｏとの共演ソングで紅白に白組で出場するなど話題を提供してきたが、さすがに素人とのユニットは初めてだ。

　岡本が現役の予備校教師と聞き「先生と警察が嫌いだった不良が、まさか先生とデュエットするなんて」と苦笑いしつつ「一緒に歌ってて本当に気持ちいい」。岡本も「毎日夢みたいです」と相思相愛で、日に日に息もあってきている。

　アッコはカラオケで芸能人仲間ともデュエットするつもりで「ＣＤを買って覚えておくように。歌えなかったらどうなるかわかってるやろうな」と本紙を通じ警告。「歌スタ！！」司会の東野幸治（４１）には直接電話で「１０枚買えや」と命令し、早くも番組共演者を戦々恐々とさせている。

　紅白出場には「紅白まではどうかな～」としながら「それぐらい愛されればうれしい」。岡本は今後も予備校教師を続けていくが、「年末の予定は空いてます」とソノ気。今後にも注目だ。

　◆機会があれば予備校でも歌う　○…アッコは現在、ライブの予定はないが、２６日にＮＨＫ「ＭＵＳＩＣ　ＪＡＰＡＮ」（深夜零時１０分）、２７日に日テレ「音楽戦士」（深夜零時５５分）に出演する。卒業シーズンにピッタリの前向きな歌詞で「機会があったら予備校でも歌いたい」。ソロでも３月４日に新曲「あなただけの青空」を発売する。

参照元：スポーツ報知