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◆第50回日本レコード大賞(30日、東京・新国立劇場) 第50回日本レコード大賞(日本作曲家協会主催)の授賞式が30日、東京・初台の新国立劇場で行われ、7人組グループのEXILE(エグザイル)が「Ti Amo」で大賞に輝いた。一昨年に特別賞、昨年は最優秀歌唱賞を受賞しているが、大賞は初めて。最優秀新人賞は黒人演歌歌手のジェロ。ともに1回目の投票で過半数を超えての受賞となった。
受賞曲「Ti Amo」を歌い終えると、ATSUSHI(28)とTAKAHIRO(24)、2人のボーカルがステージ上でガッチリと握手。その直後、2人の目が涙で潤んだ。圧巻の15冠締め。レコ大受賞で、自ら宣言した「パーフェクト・イヤー」を結果で証明した。
今年は3枚のベストアルバムを発売し、初のドームツアーを敢行。近い関係者さえも「EXILEのライブチケットだけは頼まれてもとれない」と嘆くほどの人気。歌手活動以外でも、雑誌「月刊EXILE」を創刊するなど様々な企画に挑むなど、自らにプレッシャーをかけ、有言実行してきた。
レコ大では、一昨年に倖田來未とのコラボレーション曲「WON’T BE LONG」で特別賞。昨年は最優秀歌唱賞。最後に残った大賞をついに獲得した。メンバーをけん引し続けたリーダーのHIRO(39)は「本当に光栄ですごくうれしい。初心を忘れず頑張っていきたい」。ATSUSHIも「小さいころから見ていて、(受賞を)夢に見ていた」と喜びいっぱい。最後には「1年間、応援し続けて下さって、みなさんありがとうございます」とあいさつ。頂点を極めても、謙虚な気持ちは忘れなかった。
華やかなダンスの裏に、数知れずの苦労を経験してきた。デビュー前は生活に困窮し、みそ汁を水で薄め分け合って飲んだことも。01年9月のデビュー後は、着実にステップアップしてきたが、06年にボーカルSHUN(清木場俊介)が脱退。TAKAHIROを新ボーカルに迎えて再出発するなど冒険は続いた。それだけに、以前から苦労を知るエイベックスの松浦勝人社長も駆けつけ、メンバーをねぎらった。
受賞曲の「Ti Amo」はイタリア語で「愛してる」。メンバーからファンへの“愛”が活躍の原動力。それが続く限り、パーフェクトな活躍は終わらない。
◆EXILE(エグザイル)99年にHIROを中心に結成されたダンスユニットを軸に、ボーカルATSUSHIとSHUNを加え01年「Your eyes only~曖昧なぼくの輪郭~」でデビュー。06年3月にSHUNがソロ活動のため脱退、同年AKIRAと新ボーカルTAKAHIROが加わり現在の7人に。07年度の日本ゴールドディスク大賞で「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」受賞。
参照元:スポーツ報知