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CM界出身の映画監督、市川準さんが19日未明、脳内出血のため都内の病院で死去した。59歳だった。葬儀は近親者のみで行い、後日、お別れの会が行われる。
関係者によると、18日に都内で自主製作の新作中編映画「buy a suit スーツを買う」(09年公開)の編集作業後の深夜、食事中に倒れたという。同作は第21回東京国際映画祭(10月18日開幕)の「日本映画・ある視点」部門への出品が決まっている。
市川監督は、CM演出家として「禁煙パイポ」や「タンスにゴン」など数々のユニークなCMを演出。85年にカンヌ国際広告映画祭で金賞を受賞。最近では渡哲也(66)とSMAP木村拓哉(35)の共演で話題となった缶コーヒー「ジョージア」のCMを手掛けている。
87年には富田靖子(39)主演の「BU・SU」で映画監督デビュー。90年には「つぐみ」で第15回報知映画賞監督賞を受賞。その後、97年に「東京夜曲」でモントリオール世界映画祭で最優秀監督賞、05年に「トニー滝谷」でロカルノ国際映画祭で審査員特別賞ほか計3部門を受賞するなど、海外で高い評価を集めていた。07年4月公開の「あしたの私のつくり方」(主演・成海璃子)が、最後の長編映画となった。
◆市川 準(いちかわ・じゅん)本名・市川純。1948年11月25日、東京都生まれ。75年にCF制作会社に入社後、81年に独立。83年に市川準事務所を設立。CM演出家として活躍した後、87年「BU・SU」で映画監督デビュー。「つぐみ」「トニー滝谷」など約20作を送り出した。
参照元:スポーツ報知
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