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シンガー・ソングライター長渕剛(51)と元女優・志穂美悦子さん(52)の長女、長渕文音(あやね、19)の女優デビュー作となる主演映画「三本木農業高校、馬術部」(今秋公開、佐々部清監督)が10日、青森・十和田市の同校でクランクアップした。感極まり涙を流した文音は、昨年4月から約10か月、四季ごとの撮影を振り返り「芝居がもっと好きになった」と、最後は最高の笑みを浮かべた。
卒業式を終えた文音が、きゅう舎で馬に別れを告げる最終シーン。「OK」の声に涙を流した文音だったが、佐々部監督から花束と“映画卒業証書”を受け取るとすぐに笑顔。「初めての映画で苦労したけど、楽しかった。もう終わっちゃうという寂しさもあります」主演の重圧とは無縁の言葉で締めくくった。
盲目の馬コスモと馬術部員の交流を描いたドキュメンタリーをもとにした作品。昨年4月21日にクランクインし、同8~9月、今年2月と3度のロケ。春と夏は三農校の寮で合宿し、馬術や生活態度を厳しく指導された。「校内は豚や牛がいて、きゅう舎は臭い。東京の高校ならあり得ない」とカルチャーショックも受け「春ロケが一番大変でした」と振り返った。
そんな文音を、佐々部監督は「最初から物おじしなかったが、自信と欲が出てきた。カエルの子はカエルなのかな。感受性と心の強さがあるから、今後も女優としてやっていける」と太鼓判。「文音はアクション映画をやりたいみたい。(アクション女優だった)お母さんのイメージがあるのかな。リアルな作品なら撮りたい」と再タッグを希望した。
文音は「本当の馬術部員になれたし、部員役のみんなと家族のようになれた。本当の生活が映っているドキュメントです」と手応えを感じている。
次回作の出演は未定だが「馬術のように、何か習得できる映画に今後も挑戦したい。人間的な成長にもなる」と意欲満々。「ラッシュ(編集映像)を見たら恥ずかしくて、反省ばかり。でも、反省できなくなったらおしまい。一生満足しないと思うし、満足してますとも言いたくない」濃密な10か月を経て、しっかり女優の顔になってきた。
参照元:スポーツ報知