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タレントで元参院議員・西川きよし(62)の長女でタレント・西川かの子(34)とパティシエ・林繁和氏(54)夫妻が離婚することが17日、スポーツ報知の取材で分かった。関係者によると、互いの気持ちはすでに固まっており、いつ離婚届が出されてもおかしくない状態。2005年4月に挙式した2人は料理番組「林ん家の台所」(ABCテレビ、関西ローカル)でも共演し、07年には長女も誕生するなど夫婦円満な印象を与えていたが、約3年半で結婚生活は破局を迎えることになる。

 “関西のロイヤルファミリー”とも言われ、幸せ家族の代名詞のような西川家が、人知れず苦悩していた。放送局関係者は「(離婚を聞き)驚きました。苦渋の選択だったでしょう。かの子さん、林さんが共演中の料理番組『林ん家の台所』は9月いっぱいで終了です。スポンサーや広告代理店にも連絡がいっており、了承済みです」と明かした。

 今年に入ってから、かの子さんは1歳半の長女・千咲芸(ちさき)ちゃんを連れた姿が大阪府内の実家でひんぱんに目撃されている。近所でも「心なしか(かの子が)やつれて見えた。何かあったのでは?」と、うわさになっていた。別の関係者は「数か月以上も前から完全な別居状態にあったと思います」と話す。

 生活のすれ違い? 年齢差? 離婚に至った詳しい背景は明らかでない。かの子と離婚歴のある林氏は20歳の年の差がありながら、ともに得意とする料理が縁で04年に知り合い、翌年3月に結婚し、4月に挙式。「価値観が合う」(かの子)、「明るくて細かなところに気配りできる」(林氏)と、相思相愛ぶりをうかがわせた。

 愛(まな)娘を嫁がせる際、きよしは涙ながらに「私より娘を愛する男性は現れないと思っていた」といい、母親のヘレンは「私が信じて夫に付いていったように、愛される幸せ、愛する喜びをゆっくり味わってほしい」という言葉で送り出した。

 それだけにまさか娘が孫を連れて実家に戻ってくる日が来ようとは、予想もできなかっただろう。複数の関係者は「修復はもう困難で2人の(別れる)意志は固い。いつ離婚届が提出されても不思議ではない状態です」と話している。

 ◆西川 かの子(にしかわ・かのこ)1974年7月27日、大阪府生まれ。34歳。忠志(俳優)、弘志(元俳優)の2人の兄を持つ。芦屋大教育学部卒。2000年、吉本興業へ。趣味は車、お酒、ネイルアートなど。著書に「晴れときどき西川家」、母との共著「おいしい和風レシピ」がある。

 ◆林 繁和(はやし・しげかず)1954年4月1日、大阪市旭区生まれ。54歳。辻学園日本調理師学校卒。同校で製菓・製パンの教授を務める。西日本洋菓子コンクール工芸菓子の部最優秀賞(96年)など受賞多数。94年「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ)出演を機にお茶の間の人気者に。大阪府洋菓子工業協同組合、同協会常務理事。

参照元:スポーツ報知

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