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歌手・西城秀樹(53)がとんだハプニングに見舞われた。22日、恋愛・結婚マッチングサイト「マッチ・ドットコム」のPRのため、東京・渋谷のセンター街にあるビル屋上から『愛を叫ぶ』予定だったが、無許可の“ゲリライベント”だったため警視庁渋谷署が駆けつけ、中止となった。騒ぎの中、多数の通行人がビルを見上げたが、叫ぶ声も聞こえなかったため、ほとんどが西城本人とは分からず、単なるお騒がせイベントとなってしまった。
若者の街でヤングマンが途方にくれた。渋谷・センター街で秀樹がビッグイベントを開催するはずが、空回り。イベント会社が渋谷署から厳重注意を受ける散々なイベントになった。
企画したのは世界最大規模の恋愛・結婚マッチングサイト「マッチ・ドットコム」。「白馬の王子様は渋谷にはいない」を合言葉に街行く人にサイトをPRしようともくろんだ。そこで白羽の矢を立てたのが秀樹。ビルの屋上から叫び、「渋谷の中心で愛を叫ぶ」というコンセプトのナイスな企画が成立するはずだった。
しかし、20メートル以上の高さのため、白ずくめの秀樹が登場しても、街行く人はほとんど誰だか気が付かない。「YMCA」の前奏は途中で消え、さらに秀樹の叫ぶ声も道行く人には届かなかった。
周囲にはテレビカメラ8台、カメラ15台。マスコミ総勢50人以上が集結。通行人が足を止めたため、通報を受けた渋谷署の警察官が駆けつけ、通行を妨げると、イベントは中止になった。
企画した「メディア・コンシェルジュ」の代表・大谷昭徳さんは「事前に渋谷署に相談したが、センター街は(取材用の)道路使用許可が出ない場所だった。仕切りミスです」と説明。平謝りしたが、最初からゲリライベントを行う予定だったことを明かした。
3回叫ぶはずが1回だけで、高所恐怖症を押して高台に上った秀樹は「無理だと思ったよ。責任もてませんよと言ったけれど…。前回も渋谷でスタッフ1人が捕まっているし、心の中でやっぱりねえと思った」と1999年の郷ひろみ事件を例に出し、さばさば。最後は「ヒデキ、カンカンゲキゲキバリバリだぜ(2倍感激の意味)」と宣言したが、むなしく響いた。
◆郷ひろみ事件 ○…1999年8月30日に「GOLDFINGER’99」のPRのため、午後5時過ぎに11トントラックで郷が登場。ゲリラライブを開催。ファンが集まり交通が一時まひ。同年9月に入り、警察庁交通捜査課と渋谷署は警察署長の許可を得ないで道路を使用し、交通を妨げたとして道交法違反(不正使用)で担当者6人を書類送検。1人が起訴され懲役3月(執行猶予2年)の判決を受けた。
参照元:スポーツ報知