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劇作家で演出家のつかこうへい氏(59)の伝説の舞台「幕末純情伝」が石原さとみ(21)主演で8月に新橋演舞場で上演されることが9日、分かった。再演を重ね映画化もされているが、つか氏が演出するのは18年ぶり。石原が演じるのは女に生まれた沖田総司役。坂本龍馬役は元宝塚トップスターの真琴つばさ(43)が務める。3人とも新橋演舞場は初登場。牧瀬里穂、広末涼子ら幾多の女優を育てたつか氏が初の大劇場で女優・石原をどう導くか話題を呼びそうだ。
つかこうへい氏が生み出した傑作舞台「幕末純情伝」が新橋演舞場でよみがえる。命を懸けて時代を作った幕末の志士を独自な視点でアレンジ。沖田総司が実は絶世の美女だったという設定もあって話題を呼び、再演、映画化もされた話題作だ。
今回、つか氏は原作、脚本に加え18年ぶりに演出も担当。「最近、変わってきたので、本来の『幕末純情伝』に戻したかった。ちゃんとした台本を残したかった」と決定版への意気込みは十分。
主演の沖田役には石原さとみを起用。06年の「奇跡の人」でヘレン・ケラー役を演じて以来の舞台出演に、つか氏は「純情な子だけど、ぬれている顔立ちがいい。まだ持っている力の3割しか発揮していない。ポテンシャルはある」とぞっこん。石原も「大変プレッシャーを感じておりますが、覚悟を決めて、21歳の夏はつかさんの世界にどっぷり浸りたいと思います」と意気込む。
沖田と対立する坂本龍馬役には元宝塚トップスターの真琴つばさ。01年の退団以来、7年ぶりの男役に「宝塚出身者としてではなく、ひとりの女優として、“男性”が感じられるのは最高のぜいたくであると思いました」と早くもノリノリだ。
ダンスあり日本舞踊あり、歌ありと激しいつか舞台。さらに“沖田さとみ”には“真琴龍馬”との濃厚なラブシーンも待ち受けるが、石原は「すべてをさらけ出して、成長できるように全力でぶつかっていきます」と覚悟する。
石原、真琴同様、つか氏も演舞場初登場となるが、「私は小劇場、アングラ演劇出身。(演舞場でも)肩ひじ張らずにシンプルな作品にしたい」。男装の石原、男役の真琴に、演劇界の風雲児・つか氏。3人が大劇場で起こす“化学反応”が話題を集めそうだ。
参照元:スポーツ報知