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俳優の瑛太(25)が西川美和監督(34)の新作映画「ディア・ドクター」(09年公開)に出演することが13日、分かった。笑福亭鶴瓶(56)演じる主人公の医師・伊野治のもとを訪ねる研修医・相馬啓介役で、物語のカギを握る重要な役だ。撮影前には実際に病院に出向き“取材”をして役作りする徹底ぶり。西川監督は「仕事に非常にまじめ」と感心する。初共演の鶴瓶とも意気投合。劇中で2人は対照的な役を演じる。
茨城・常陸太田市の山あいの町で、瑛太が奮闘している。06年公開の「ゆれる」がカンヌ国際映画祭監督週間部門出品、ブルーリボン賞監督賞を受賞した西川美和監督の最新作「ディア・ドクター」に研修医役として抜てきされた。
作品のテーマは「へき地医療」。主演の鶴瓶演じる伊野治という中年医師は、村の診療所に勤め、さまざまな病気に対応し、村になくてはならない存在。そこに、瑛太演じる相馬が研修医としてやってきて、伊野が今までひた隠しにしてきた事実が浮かび上がってくるストーリー。
西川組への参加に瑛太は「(西川監督の)『蛇イチゴ』と『ゆれる』を見て衝撃を受けて、いつか出てみたいと思っていた。台本を読んで、一つ一つの言葉が大切に扱われていて、(作品の)エネルギーに対して応えられるかどうか不安だった」。撮影に入る直前に、東京医科大に出向き、研修医について学習。現場に乗り込むと、西川監督とワンシーンごとに丁寧に話し合い、作品に向き合っている。
鶴瓶は「(瑛太の顔は)好きな顔。(瑛太が)女になっても好き」と独特の言い回しで表現。撮影に入ると、飲みに誘い意気投合し、飲み明かしたことも。「ホンマ、ものすごく楽しかった」と鶴瓶が言えば、瑛太も「久しぶりに先輩方と飲みに行って、仕事に対するスタンスを学びました。ボクも鶴瓶さんの顔と声が好きです」と影響を口にした。
子役以外では出演者の中で最年少の瑛太。「(村に)なじまない研修医役なので、最初は現場がしんどいかなと思った」と心配した西川監督も、撮影の合間に、鶴瓶の横で、気を許しスヤスヤ眠る瑛太の姿を見て安心。徐々にうち解け合い醸し出す、鶴瓶と瑛太のハーモニーに成功を確信している。
参照元:スポーツ報知