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11日に胃がんのために亡くなった歌舞伎俳優・中村獅童さん(36)の父・小川三喜雄さん(享年79歳)の通夜が16日、東京・青山の梅窓院 観音堂でしめやかに営まれた。戒名は「獅山院喜眞居士(しざんいんきしんこじ)」。獅童さんは出演中の主演舞台「黒部の太陽」(大阪・梅田芸術劇場)を終え、15日深夜に帰京し実家で故人と対面。この日は気丈に喪主を務め、「(父親からは)周りの人への感謝と、夢をあきらめないことを学んだ」と目を真っ赤にして思い出を語った。

 歌舞伎俳優の正装・黒紋付き姿で、獅童さんは喪主を務めあげた。約450人の弔問客が焼香をすると、丁重にあいさつ。5年前に家族3人で“出演”した雑誌の企画で撮影した三喜雄さんが祭壇でほほ笑む前で、母・陽子さん(68)を気遣うかのように傍らに立ち続けた。

 最愛の父親・三喜雄さんが11日に胃がんのために亡くなった。大阪で舞台「黒部の太陽」の公演中で最期をみとることはできなかった。15日の公演が終わると、新幹線に飛び乗り、都内の実家へ帰り、悲しみの対面を果たした。

 走馬灯のようにおやじとのいくつもの思い出が脳裏をよぎった。出演中の舞台でも父親を亡くす場面を演じている。「公私混同するのはいいことじゃないけれど、『おやじ~っ』のセリフでは自分のおやじの顔が思い浮かんだ」と沈痛な表情を浮かべた。

 「9月で36歳になりましたが、最後まで心配をかけた」と後悔の念を明かした獅童さん。若くして俳優を引退した父親だが、近年は、獅童さんの舞台を観劇することを楽しみにしていた。今年1月の「新春浅草歌舞伎」では幕が上がると、一番大きな拍手を送ってくれたおやじ。「恥ずかしかったけれど、うれしかった。会えば芝居の話ばかりでしたね」と話した。

 三喜雄さんは昨年末に体調を崩し、末期の胃がんと診断された。獅童さんは「(闘病の)途中で、『3か月持てば』と言われた。おやじは知らなかった」と告知はしなかった。直前まで元気で「楽日までは見に行けるかな」と大阪での息子の雄姿を見ることを楽しみにしていた。

 「芝居以外、何もできない男なんで…。舞台に全力で挑んで、父から受け継いだ中村獅童という名前をもっともっと大きくしたい」と決意を語った。通夜終了後はすぐさま、東京駅に行き、新幹線に飛び乗り大阪へ向かった。実直でまじめで面白かった父親との思い出を胸に秘め、これからも舞台に立ち続ける。

 ◆主な参列者 中村吉右衛門、中村勘三郎、坂東彌十郎、中村嘉葎雄、市川染五郎、佐々部清、舘ひろし、八嶋智人(順不同・敬称略)

参照元:スポーツ報知

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