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11月1日に封切られる新作映画「まぼろしの邪馬台国」(堤幸彦監督)の公開を記念し同月に「スカパー!吉永小百合祭り」と題し、吉永作品ではかつてない大特集が組まれることになった。配給会社の枠を超えて放送される映画32本の中には今年公開された山田洋次監督「母べえ」がテレビ初登場。また、一度もビデオ化されたことのない初主演作「花と娘と白い道」(1961年)などのレア作品も含まれている。
これまでにジョニー・デップ、北野武監督、イ・ビョンホン、小栗旬らいまをときめく売れっ子が2007年から始まった「スカパー!祭り」で特集を組まれてきた。女優として最初に取り上げられるのが、邦画界でトップを走り続ける吉永だ。
東映、松竹、東宝、日活など配給会社の枠を超え、公開作全112本から、選ばれたのは32本。出世作「キューポラのある街」「愛と死をみつめて」はもちろん、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞作「おはん」「北の零年」をはじめ、「細雪」「動乱」など主な代表作はすべて網羅されている。
中でも“超レア”なのが吉永本人ですら「当時は忙しすぎて、完成作をじっくり見た記憶がない」という初めての主演作「花と娘と白い道」(1961年、森永健次郎監督)だ。「キューポラ―」の前年に撮られたもので、まだサユリストという言葉が定着していなかったころの幻の1本だ。
石坂洋次郎氏の小説が原作で生花店の娘を演じた。得意様から縁談を持ち込まれたことをきっかけに、主人公の心が揺れ動く青春もの。16歳で演じたが「この時、主題歌を歌わせてもらったのも懐かしい思い出です」と振り返る。また今年公開され、ベルリン国際映画祭にも出品された「母べえ」(山田洋次監督)がテレビに初登場する。
これらの特集について「もちろんうれしいです。でも家に閉じこもっての“オタク状態”でなく、ぜひ映画館にも来ていただきたい。以前といまの両方を知っていただく機会として相乗効果を生めば良いと思います」。
映画だけでなくテレビ放送されたドラマやトーク番組も約30本用意。すべて見た暁には最強のサユリストになれそう。こちらのお宝映像は岡田英次、久我美子で有名になった映画をリメークした「また逢う日まで」(1966年、フジテレビ系)。のちに結婚することになる吉永とテレビディレクターの岡田太郎氏が出会った作品だ。これには「主人も喜ぶんじゃないかしら」と話しつつ、少し照れくさそうだった。
参照元:スポーツ報知