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がん療養中の歌手・忌野清志郎(57)が、2年以上を費やす「アースマラソン」に挑むタレントの間寛平(59)へ、成功を祈る応援歌2曲を制作した。「走れ何処までも」「RUN寛平RUN」の両曲を友人のために手掛け「鯨に食われないように、気をつけてください、応援してます!」と清志郎流にエールを送った。寛平は17日に、大阪市内から前例のない過酷で壮大な挑戦をスタートさせる。
かけがえのない友人のために、清志郎は黙って見ているだけでは気が済まなかった。自らも7月にがんの転移を公表した。治療に専念する同世代のパワーを感じてほしいと“地球一周の旅”に出る寛平へ2曲の応援歌を書き下ろし、11月に約2年6か月ぶりのレコーディングを行った。
寛平から挑戦を打ち明けられたのは今年の4月。当時を振り返り「いやぁ、ホントかなぁと思って、無謀ですよね。大阪から東京まで走るのさえも無謀だもんね。しかもヨットっていうのがまた…」と話す。だが、01年に「ジャングル野郎」などの曲を提供したことで付き合いが始まり、今では自宅近くの居酒屋で酒を酌み交わす仲となり、寛平からの応援歌制作の依頼を即決した。
17日に大阪を出発し、元日に千葉・鴨川からヨットで米ロサンゼルスへと渡りニューヨークへ。再びヨットで大西洋を渡り、陸路ヨーロッパ、アジアを経由して、2年以上を費やし大阪に戻る。おおよそマラソン2万キロ、ヨット1万6000キロの合計3万6000キロという果てしない挑戦。曲を作るにあたり清志郎は「(寛平さんが)砂漠を走っている時」を想像し、2曲ともソウルフルな大人のロックに仕上げた。
まだデモテープしか聴いていないという寛平だが「ロックのキングが作ってくれたんや!と感激した。本番で出来上がりを聴くのが楽しみです」と話す。
寛平は17日に明石家さんま(53)の号砲で大阪市内をスタートする。「いよいよ出発ですね。がんばってください。アメマでいきましょう! 曲作ったよ、聴いてね」清志郎の歌声が、異国の地でひとり闘う飲み仲間に勇気と希望を与える。
参照元:スポーツ報知