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歌手の氷川きよし(30)がデビュー9年目で初めて故郷の福岡を歌うシングル「玄海船歌」を来年2月13日に発売することが20日、分かった。曲の舞台になった玄界灘を訪問し、荒波に触発されレコーディングをやり直す気合の入れよう。「気ばるったい」「オッショイ」など博多弁を交えた勇ましい“海の男歌”で、鳥羽一郎(55)の「兄弟船」をきっかけに歌手を目指した氷川にとって念願の楽曲になる。
氷川が新曲で故郷・福岡を歌う。30代に入り一発目の曲。こだわったのが「やるだけやるたい 気ばるったい(頑張るぞ)」、「オッショイ(わっしょい)」など、博多弁の歌い方だ。
今月上旬にPRビデオの撮影のため玄界灘を訪問。高校時代に能古島(のこのしま)で海水浴したり、父親と釣りをした思い出の海は「『吠(ほ)える荒波、逆巻くしぶき』の歌詞どおりで、岩場に立って波しぶきを浴びながら歌うと、ぐぅーっと血潮が騒ぎ、力がみなぎってくる感覚を覚えました」。
撮影を終え「玄界灘のイメージをもっと伝えたいという思いから、どうしてもレコーディングをやり直させていただきたいと無理やりお願いしました」。多忙なスケジュールを調整して臨んだ再録音では、当初の「気ばるたい」から力を込め、博多弁に忠実な「気ばるったい」に修正。「玄界灘で感じた熱い思いを歌にぶつけたこだわりの一曲」と自信の表情を見せた。
トランペットから始まる勇ましい海の男歌。氷川にとって原点の曲でもある。高校時代に老人ホームを慰問し「兄弟船」を披露すると、涙を流して聴き入る人がいた。その時の感動が歌手を志すきっかけになった。
アルバム「男気」(03年)の収録曲「玄海竜虎伝」「夢勝負」で故郷を歌い、九州を舞台にしたラブソング「星空の秋子」(02年)などがあるが、故郷を歌い上げたシングルは13作目で初めてとなる。
同曲は来年1月19日に新潟・朱鷺メッセからスタートする「長良プロ新春演歌まつり」でお披露目。同2月に玄界灘の漁港で発売イベントを予定している。
参照元:スポーツ報知