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今年3月に血液がんの「悪性リンパ腫」を公表した女優の愛華みれ(43)が1日、都内で復帰会見を行った。約5か月ぶりとなる公の場で終始笑顔を見せた元宝塚の男役トップスターは「1%の奇跡を信じました。普通の元気な人になります」と復活を宣言。6日から始まる「シンデレラtheミュージカル」(東京・新宿コマ劇場、25日まで)で、ファンに元気な姿を見せる。
笑顔の20分間だった。夏らしい白のワンピース姿の愛華は、大病を患ったと思えないスマイルと力あふれる声で質問に答えた。「まさかこんなに早く復帰できるとは思わなかった。今は病状はないです。けいこも普通よりガンガンやってますよ!」首元のしこりの跡は消えていた。
約5か月ぶりの公の場。過酷な治療でやせ細るどころか、10キロ近く体重を増やし、ふっくらした姿で現れた。「(病に)勝つために食事だけはどんなに吐いても食べ続けました。今は健康優先。でも一気にやせますよ。やっぱり見目麗しい方がいいですよね」笑いを誘う言葉の中に、壮絶な闘病生活がにじむ。
今年3月。悪性リンパ腫を患っていることを告げられた時、目の前が真っ暗になった。「絶望したし、一瞬いろんなことを考えた。でも、1%の奇跡もある、私は治ってみせると過酷な治療を頑張って闘いました」化学療法でいろんな副作用に苦しめられたが、復帰を信じ、闘った。ファンや友人から贈られた千羽鶴、手紙、メール、色紙が支えになった。
いよいよ6日に、モーニング娘。と宝塚がタッグを組む「シンデレラtheミュージカル」で復帰する。「(けいこ復帰)初日からワーッとやったから、モー娘さんは『愛華さんって元気じゃん』って思ったんじゃないかな。でも私、家に帰った後、鏡を見て『私、頑張ってるよね』って泣いちゃったんです。とにかくいい夏にして、青春したい」。通院しながら、シンデレラをいじめる継母役として3週間の公演に臨む。
悪性リンパ腫の完治は発症後5年。道のりは遠いが、大病の経験は愛華の人生観も女優観も変えた。「前は舞台で死ねたら本望と思っていた。でも死ぬのは嫌だと。人間として」復活のステージで生きている喜びと幸せをぶつけるつもりだ。
参照元:スポーツ報知