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歌舞伎俳優の松本幸四郎(65)主演で東京・丸の内の帝国劇場で公演中のミュージカル「ラ・マンチャの男」(30日まで)が、15日昼公演で通算上演回数1100回を迎え、特別カーテンコールが行われた。69年の初演から39年。今作出演のきっかけを作ってくれた父・松本白鸚さん(享年71歳)が今年二十七回忌でもあり、幸四郎は「おやじへのレクイエムです」と感慨深げだった。

 鳴りやまない拍手が、3度目のカーテンコールを呼んだ。共演する二女・松たか子(30)と、演出補を務める長女・松本紀保(36)から花束を受け取ると、2人とがっちり握手。ブロードウェーでの世界初演時(65年)に演出を手掛けたアルバート・マール氏(83)も祝いに駆けつけた。

 マール氏は客席から「作品のスピリット、精神を生かし続けられている。何もかもがミラクルだ」と賛辞を贈ると、幸四郎も「私も奇跡だと思う。感無量でございます」。何度もうなずき、感極まったのか鼻をすすりながら感謝した。

 上演1100回はミュージカルとしては日本最高の数字。ストレート舞台を含めても、森光子主演の「放浪記」(1931回)に次ぐ金字塔だ。そんなライフワークとなった作品は、父・白鸚さんの案で始まった。67年にブロードウェーに歌舞伎を教えに行った際、「ラ・マンチャ―」を観劇し感動し、帰国後「ぜひこれを染五郎(当時)に」と東宝に掛け合った。今年2月に白鸚さんの二十七回忌追善公演を行ったこともあり、幸四郎は「父が口をきいてくれて実現した。いろんな思い出がこもった今日ですね」。

 父の思いは、次世代にも受け継がれている。今公演では、初日の5日に初孫の齋(いつき)ちゃん(3=市川染五郎の長男)が初観劇。「分かんなかったらしいけど、『我こそは、ドン・キホーテ』と言ってたよ」とまねをするのに目を細める。共演する娘の松たか子は昨年末に佐橋佳幸(46)と結婚したが「嫁に行ったけど、舞台では会う。つくづく役者でよかったなと思います」と父の顔もを見せる。「(孫が)これを理解するにはあと20~30年かかるかな」と笑いながら「これから見る夢が本当の夢。できるかどうか分からないけど、これからもラ・マンチャの火がともってほしい」と、当たり役を演じ続ける。

参照元:スポーツ報知

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