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歌手の島谷ひとみ(27)が新曲で、91年に亡くなった書家・相田みつをさんの詩を歌うことが6日、発表された。25日発売のシングル「雨の日には 雨の中を 風の日には 風の中を」で、相田さんの詩が楽曲になるのは初めて。

 楽曲のタイトル部分の相田さんの書と、書の元になった詩を歌詞にとりいれた形。相田さんの長男・一人さん(52)が館長を務める相田みつを美術館が監修した。これまで音源化のオファーはすべて断っていたが、作曲家・AKIHITO氏(35)の世界観が、相田さんの書と合致したことで作品化。島谷が作品のイメージに最も合うということで、歌うことになった。

 「雨の日には―」は、一人さんが「父の人生そのもののような言葉」と言うように、生前の相田さんが最も愛した言葉だという。相田さんの書がそのままジャケット写真にも使用される。

 最初のオファーは一昨年だが、以前から相田さんのファンだったという島谷は「もう即答でした」。改めて相田さんの書を全部読み、自宅で1人涙したそうで「(詩を)もっともっとたくさんの人に届けたい。大役に緊張している私ですが、心を込めて歌わせて頂きます」と並々ならぬ決意を見せている。

参照元:スポーツ報知

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