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今年の映画賞のトップを切る「第33回報知映画賞」。男優陣は「クライマーズ・ハイ」(原田眞人監督)が主演・堤真一(44)、助演・堺雅人(35)の“ダブル受賞”に輝いた。作品賞は滝田洋二郎監督(52)の「おくりびと」。助演女優賞には「歩いても 歩いても」(是枝裕和監督)の樹木希林(65)が初受賞した。新人賞はシンガー・ソングライターの長渕剛(52)と元女優・志穂美悦子さん(53)の長女・長渕文音(20)が、女優デビュー作「三本木農業高校、馬術部」(佐々部清監督)で獲得。作品賞・海外部門は「ダークナイト」(クリストファー・ノーラン監督)が選ばれた。

 どこまでも“無欲な男”が頂点に立った。「プレッシャーに弱いので、もともと主演というのは気にしない。主演といわれるとドキッとする。映画で賞というと華やかな世界に行くようなものだけど、想像もしてなかった。20代前半の自分が今の姿を見たらびっくりするだろうな」

 映画俳優としてキャリアは長い方ではない。「最初は舞台にかかわっていたい、というぐらいの気持ち。それでいいと思ってた」。その一方で、まったく違う自分がいた。「負けず嫌いだったから。演出家の期待以上のことをしてやろうと思って。ひとつひとつクリアするうち、重要な役を与えてもらえるようになった。一歩ずつしか上がってこなかった」

 今でも主演という位置にこそばゆい思いがある。「こういう賞をいただくと(主演を)意識せずにいられないな」と困ったような笑顔をみせた。

 2005年「ALWAYS 三丁目の夕日」などで第30回報知映画賞の助演男優賞に。男優で主演と助演の2部門を制したのは4人目。三國連太郎(85)、柄本明(60)、三浦友和(56)という名優たちが名を連ねる。「うわぁ~っ、申し訳ないですね。どなたもすごく尊敬する俳優さんばかりで…」と一層困ったように照れた。

 受賞対象作は「クライマーズ―」「容疑者Xの献身」(西谷弘監督)の2作。日航ジャンボ機墜落の報道の全権デスク役の「クライマーズ―」で感情をあらわにする演技とは対照的に「容疑者―」では女性から見向きもされない天才数学者という静かな役ながら、この作品を支配する圧巻的な存在感を見せつけた。

 「『クライマーズ―』は撮影のときから、モチベーションや集中力とか、自分の基準に位置づけできる作品だと思っていた。でも今はそれを超えなきゃなという思いがある」。以前は自分の演技の出来を、周囲の環境のせいにしたりもした。

 「自分で言い訳をつくっちゃいけない。どんな環境でも自分でキッチリつくり上げていかないといけない」。「容疑者―」も「これから年を取っていく上でいろいろできるという自分でも期待が持てた」。役者としての新たな手応えをつかみ、さらに飛躍しようとしている。

 ◆堤 真一(つつみ・しんいち)本名同じ。1964年7月7日、兵庫県生まれ。44歳。千葉真一が主宰するジャパン・アクション・クラブに入団し、真田広之の付き人になる。87年にNHKドラマ「橋の上においでよ」でテレビデビュー。以後ジャンルを問わず活躍。97年に第32回紀伊国屋演劇賞を受賞。2005年に報知映画賞ほか5つの映画賞で助演男優賞を受賞。身長178センチ、血液型AB。

 ◆クライマーズ・ハイ 85年に群馬・御巣鷹山で日航ジャンボ機が墜落。520人の死者を出した世界最大の単独航空機事故に奔走し、苦悩する「北関東新聞」記者たちの姿を描いた社会派ドラマ。記者時代に、事故の報道にかかわった横山秀夫氏が自分の体験を反映させて書いた同名小説が原作。05年にはNHKでドラマ化(主演・佐藤浩市)された。

 ◆容疑者Xの献身 直木賞を受賞した東野圭吾氏の同名推理小説を原作に、フジテレビ系月9ドラマ「ガリレオ」と同じキャスト、スタッフで映画化。天才物理学者・湯川(福山雅治)が唯一、天才と認める数学者・石神(堤真一)がつくり出す謎に理論的に迫り、頭脳戦を繰り広げる。

参照元:スポーツ報知

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