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シンガー・ソングライターの大黒摩季(38)が、スポーツ報知のインタビューに応じ、約2年半ぶりのオリジナルアルバム「POSITIVE SPIRAL」(30日発売)が、北京五輪に出場する選手たちに送る“オリンピックアルバム”として仕上がった自信を見せた。今年は様々なシーンを応援する心構えで、昨年ハワイできっかけを得て初心に戻り「みんなを元気づけたい。必要とされる音楽ができれば」と各所にパワーを送るつもりだ。
08年の始動を飾るアルバムが、今年一番の大イベントとなる北京五輪へのエールとなる。
大黒はアテネ五輪前、資金不足に負けずに奮闘する女子ホッケーにほれ込み、公式サポートソングを制作するなどバックアップ。その後も交流を続けている。
「もう、身内ですよ。今回はアルバムはチームのため、そうパート2というつもりとしても作りました」という。
アルバムの表題曲「POSITIVE SPIRAL」のほかにも、アルバムには選手たちにぴったりのタイトルがずらり。「みんなが走っている姿が思い浮かべたのが『GO☆』、ピッチに帰ってきたらのイメージで作ったのが『栄光の金バッチ』。メダルの色が何でも、もう一度というのが『START LINE』って感じですか」と、イメージを明かした。
さらに「オリンピックがアルバムのアウトテーマでもあるんですよ。向かい風も、ふりむけば追い風になる。ネガティブをポジティブに変換するという前向きなメッセージを伝えたかった」と前向きを力説した。
元気を与える歌―。大黒の冠になっているキーワードは、ハワイでの名物女性DJとの出会いが出発点だった。十数年前、代表曲「ら・ら・ら」を書こうとしていた時「摩季ちゃんの音楽を聴くと、元気が出る」と励まされた。「音楽の方向性に迷っていた時、やっぱりみんなを元気づけたくて、必要とされる音楽をやりたいんだと吹っ切れた感じでした」と振り返る。
昨年その女性と再会。病気を患っていたが、大黒と会うことでどんどん元気を取り戻した。「十数年かかって、彼女に希望を返した気がしました」。改めて原点回帰を胸に刻み、今アルバムの制作に取り組んだという。
今年は女子ホッケーだけでなく、ギャル社長の藤田志穂がサポートする新成人のイベントに「START LINE」を応援ソングとして提供。また中国・深センの日本人学校から校歌の制作を依頼されるなど、エネルギッシュに思いをぶつける活動を進めている。「気持ちが熱くなったら飛んでいく。あの人といると、元気がでちゃうとか、太陽ロックをやっていきたい」と意気込みを見せている。
◆大黒 摩季(おおぐろ・まき)1969年12月31日、札幌市生まれ。38歳。92年に歌手デビューし、100万枚を売り上げた2枚目シングル「DA・KA・RA」や「夏が来る」「ら・ら・ら」などヒットを連発。99年に休養を宣言したが、事務所を移籍して2001年に活動再開。03年11月に会社員と結婚した。昨年からプロデューサー業も始めた。
参照元:スポーツ報知