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【ニューヨーク22日】 世界的人気ブランド「BAPE」のデザイナーNIGO(36)率いる5人組ヒップホップユニット「テリヤキボーイズ」が、聖地に記念すべき第一歩を刻んだ。22日、当地のセントラルパークで行われた「ニューヨーク―東京ミュージックフェスティバル2007」に出演。初上陸の本場アメリカでも日本語ラップで約1500人の観客を熱く盛り上げ、台湾→日本と回ったワールド野外フェスツアーを締めくくった。
ヒップホップ誕生の地・ニューヨークで、VERBAL(32=m―flo)が英語で観客をあおる。「テリヤキボーイズ、あったかく迎えてくれてありがとう! みんな、調子どう?」
RYO―Z(33)、ILMARI(32=ともにリップスライム)、WISE(28)、VERBAL、それにNIGO。米国でもすっかりおなじみの単語「TERIYAKI」を冠にした5人が、セントラルパークを揺らした。
ステージ最前列に陣取ったファンの顔ぶれは、アジア系からアフリカ系、白人と人種もバラバラ。しかし昨年公開のハリウッド映画「ワイルド・スピード×3」の主題歌に使用された「TOKYO DRIFT」では観客が大合唱。テリヤキの曲はニューヨークでも浸透していた。日本語と英語が入り交じったラップをすべて理解できなくとも拳を突き上げ、その歓声に後押しされるように、メンバーはステージを駆け回った。
「一番気にしてたのが言葉の壁。でも全然感じなかった」とNIGO。RYO―Zは「日本語でヒップホップやってきて、このステージに立って、ジーンとくるところもあった」と高揚した顔で振り返った。
「次はワンマンでやってもいいかなって気がします。(デビューアルバムにも参加した)ファレル・ウィリアムスや(シングル「I still love H.E.R」をプロデュースした)カニエ・ウェストとかも呼んで、ニューヨークでやりたいですね」とNIGO。全8曲、40分弱のステージのニューヨーク初上陸は、アメリカでの始まりの第一歩。5人の夢はまだまだ続く。
参照元:スポーツ報知