わがまま通した！新庄さん離婚、志保夫人納得

元プロ野球選手の新庄剛志さん（３５）が２８日、タレントで妻の大河内志保（３６）と離婚した。２人がともに所属する事務所がファクスで発表した。２人は００年１２月２７日に入籍。２７日に７回目の結婚記念日を迎えたばかりだった。公式ホームページに連名で「本日をもって、新庄剛志・大河内志保は夫婦の関係を解消して友人関係に戻り、別々の人生を歩く事になりましたことをここにご報告いたします」とメッセージ。会見などは行わないという。

　２７日にオダギリジョー（３１）と香椎由宇（２０）、２８日に松たか子と佐橋佳幸といった大物の結婚発表が相次ぐ中、新庄さんが離婚を発表した。この日夕方、２人がともに所属する事務所がファクスで発表した。

　２人は新庄さんの公式ホームページでそれぞれの名前でコメント。これまで週刊誌などで度々、不仲を報じられたこともあったが、新庄さんは「野球人生を卒業し、第２の人生を迎えてるわけですが、ただ、ただ自分のわがままで色々な事に挑戦したいという、それだけの思いで二人で話し合い、別々の人生を歩くことを納得してもらえました！」と離婚の理由を説明した。

　大河内は「１５年間沢山の夢を与えてくれてとても感謝しています。これからは陰ながら応援して行くと共に、私自身も彼から新しい人生をプレゼントして頂いたと思い、これからの人生を大切に歩んで行きたいと思います」と結婚生活を振り返った。

　新庄さんは大河内について「普通の女性なら、そんな理由で納得してくれないと思うのですが、それを受け入れてくれた彼女の心の大きさに感謝しています！」ともつづっている。

　２人は９３年１月に新庄さんが自主トレで訪れていた沖縄・石垣島で出会った。新庄さんがテレビのリポーターとして訪れた大河内にひと目ぼれ。７年間の交際を経て、００年１２月２４日に沖縄で挙式し、同２７日に入籍した。子供はいない。離婚前日が７回目の結婚記念日だった。

　２人は今後も変わらず活動していくという。新庄さんは野球選手を引退後、映画の宣伝プロデューサーやテレビ番組のＭＣなどの活動を展開。「これからは世界中の人に喜ばれる様な事や僕がアイデアした商品を作っていきたいと思います！」来年は仕事で世間を騒がせるつもりだ。

　◆“後見人”叔父の夫人が別居否定せず　新庄さんの離婚について、後見人である叔父・竹中萬次郎さんの夫人が西宮市内の自宅で取材に応じ「本当に残念です。志保ちゃんは本当にいい子で、娘ができたと喜んでいたんですが…」と表情を曇らせた。新庄さんからは前日（２７日）に報告を受けたが「夫婦のことには私たちは口出ししていません」と事前に相談はなかったという。また「別居はしていたのか？」という問いに対し「まあ…。それでも行き来はしていたと思うんですが」と否定しなかった。

　◆大河内　志保（おおこうち・しほ）本名同じ。１９７１年１０月３１日、東京都生まれ。３６歳。スチュワーデス専門学校在学中にスカウトされ、モデルクラブに所属。９１年９月に「クラリオンガール」に選ばれ、その後、女優やリポーターとして活躍。結婚を機に一度は芸能界を引退したが、０５年に映画のトークショーで芸能界復帰した。

　◆新庄　剛志（しんじょう・つよし）１９７２年１月２８日、福岡県出身。３５歳。西日本短大付高から８９年ドラフト５位で阪神タイガースに入団。米大リーグのメッツなどを渡り歩き、０４年に日本球界に復帰。０６年のシーズン中に電撃引退を発表し、同年北海道日本ハムファイターズを日本一に導いた。引退後はタレント活動などを行っている。

参照元：スポーツ報知