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映画「母べえ」が封切り12日間で動員70万人を突破し6日、主演の吉永小百合(62)、山田洋次監督(76)が東京・丸の内ピカデリー1でヒット御礼舞台あいさつに立った。また山田監督がスポーツ報知のインタビューに応じ、7日に開幕する第58回ベルリン国際映画祭コンペ部門での「母べえ」公式上映に向けての心境を語った。

 封切り後の舞台あいさつは初めて。雪にもかかわらず、満員。「朝から昼にお客が入る作品みたいで、もっと夕方以降に若い人も見てくれたら」と2階席まで埋まった客席を見ながらあいさつした。

 1週間後にベルリン映画祭の公式上映が待つ。過去、渥美清さんも出演した「ダウン・タウン・ヒーローズ」(89年)、アカデミー賞候補にもなった「たそがれ清兵衛」(03年)、「隠し剣 鬼の爪」(05年)を出品。“4度目の正直”での初入賞に注目が集まっている。

 「何度も行っては空振りでね(苦笑)。今度は何かあるといいとは思うけれど…。個人的には一番、小百合さんに主演女優賞を差し上げたい」「でも最初のベルリン(89年)は『寅さん』もあって忙しくてね。まだ全然映画祭にも興味もなくて。(出品が)名誉だとも思わなかったな」

 「母べえ」は1940年代を舞台に治安維持法で検挙された夫の帰りを信じながら時代のうねりの中を懸命に生きた家族を描く。過去コンペ3作とも時代背景は異なり、日独の歴史的にもドイツで上映される意味は大きい。「日本とドイツは枢軸国だから。ファシズムの国での共通体験がある。その点で米、伊、仏じゃなくドイツの人には分かってもらえるんじゃないか、分かってほしいと思うんです」

 監督自身、審査する側の苦しみもよく知っている。73歳の時、東京国際映画祭コンペ部門の審査委員長に指名された。「仲間の作品に優劣をつける。なんと難行苦行なんだと思いましたね」と答えていた。

 「映画に1番、2番と評価を付けることに疑問を持ってしまうのです。(コンペに)選んでもらったのは光栄。でも賞に一喜一憂するのもどうか。映画の本当の価値はもっと別にある。お客さんの判断こそが、一番正しいのですよ」それだけに、この日の舞台あいさつは、ベルリンの最高賞、金熊賞以上の重みを持っていた。

 ◆山田 洋次(やまだ・ようじ)1931年9月13日、大阪・豊中市生まれ。76歳。父の仕事で少年期を中国東北部で過ごし、中学時代に終戦を迎える。東大法学部卒。54年松竹入社。61年「二階の他人」で初メガホン。ヌーベルバーグ隆盛の中、大衆路線を歩む。69年、渥美清主演「男はつらいよ」シリーズスタート。これまで監督した作品は計80作。2004年文化功労者。横綱審議会委員にも名を連ねている。

参照元:スポーツ報知

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