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2人組ユニットの「navy&ivory」がロングヒット中の「指輪」を、がんで闘病中の愛犬のために、新たにセルフカバーすることになった。もとはウエディングソングとして発売した楽曲だが、闘病生活を送る人たちからも「生きる勇気をもらった」とメッセージが殺到。新たな願いを込めて歌うことが決まった。2月25日発売のアルバム「泣けるほど好きな人」に収録される。
結婚式の隠れ定番ソングとして人気の楽曲が、病気と闘う人々、愛犬を応援する曲として生まれ変わる。「指輪」は05年2月に発売されたnavy&ivoryのデビュー曲。全国各地で行うインストアイベントの即売会などで地道に人気を伸ばした。07年10月に結婚した神田うのが大ファンと公言するなど、ウエディングソングとして人気を得た。
楽曲が波及していくにつれ、評価が独り歩き。―約束します 君を残して 僕は死ねません―。結婚式ではタブーとなりかねない「死」という言葉を使った冒頭の歌詞や、“誰かのために生きる”というテーマが、闘病中の患者などにも話題を呼んでいった。
更に、昨年11月に日テレ系「誰も知らない泣ける歌」(火曜・後9時)で一変。婚約中に夫が精巣腫瘍(しゅよう)を患っていることが明らかになったが、「指輪」の歌詞に励まされ闘病生活を耐え抜いたカップルのエピソードと共に紹介されると、翌日から問い合わせが殺到。着うたチャートで一時2位を記録するなど注目を集めることになった。
人気の再燃と、多くの「勇気をもらった」という声に、メンバーは「今もう一度、指輪という曲に言霊を吹き込みたい」と新録を決意。ボーカル・下地正晃(33)の愛犬ビッグが、がんで闘病中ということもあり「僕の大切な家族の一員で、僕に惜しみなく愛をくれた愛犬に感謝を込めて歌いたい」と新たな気持ちを込めレコーディング。コーラスや伴奏を追加し、より明るく、前向きな曲に生まれ変わった。
新録版は2月25日発売のアルバム「泣けるほど好きな人」に収録。発売に先駆け10日に配信をスタートしたが、ファン層が大きく広がりそうだ。
◆navy&ivory(ネイビー・アンド・アイボリー) ▼下地正晃(しもじ・まさあき)=ボーカル。1975年9月16日、沖縄県生まれ。33歳。▼吾郷水木生(あごう・みきお)=キーボード・コーラス。1973年6月27日、島根県生まれ。35歳。00年結成。インディーズ活動を経て05年に「指輪」でメジャーデビュー。同年末に日本有線大賞新人賞受賞。2月13日に渋谷duoでワンマンライブを行う。
参照元:スポーツ報知