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秋の「舞踊華扇会」で常連中の常連が仙田流の家元、仙田容子だ。実に第7回の昭和34年(1959年)から通算44回目の出演を誇る。「年が分かってしまうわねえ、オホホホ」と笑うが、流儀を創流する3年前から参加し、古典のみならず創作にも意欲的に取り組んできた先駆者である。

 今回、披露するのが創作「緋(ひ)・櫻花猩々(しょうじょう)舞」。実は5月30日に開いたリサイタルに初めて出したところ大評判。ある出版社からご褒美をもらい、時期を空けずに再演を望む声に応える形となった。酒を好む空想の生き物の猩々は舞踊に多く登場するが、15年ほど以前から構想していた家元は無邪気な童の猩々を一人で踊る。「桜、きれいな月。そこに音もなく猩々が出る。童心、無心を感じてほしい」

 構成・作舞した意図にこだわりがある。「子が親を、親が子を、他人を殺すような、言い尽くせないすさみようでしょう。なぜこうなったか。小さいころからの家庭環境がある。親も生きるのみに目を輝かせ、精神文化が入る余地がない。親孝行の息子に酒を与え、息子は無心に月を眺める。そこを感じてほしい」

 猛暑の今夏、若い娘たちが浴衣を着る姿が目立った。その火付け役がこの人。自身がデザインした浴衣を扱っていた会社が倒産し在庫処分で各方面に広めたのだった。いつまでも瑞々しく。これが持論である。

 ◆チケット発売中 「第56回舞踊華扇会」のチケット(9000円)は東京・三宅坂の国立劇場で好評発売中。問い合わせは報知新聞社事業部((電)03・5479局1294)まで。

参照元:スポーツ報知

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