忍者ブログ
芸能ニュースをお届けしています。

スポンサードリンク


[1901]  [1900]  [1899]  [1898]  [1897]  [1896]  [1895]  [1894]  [1893]  [1892]  [1891
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

◆報知新聞社主催 第56回舞踊華扇会(2)花柳三一郎「都風流」(17日・昼の部) 東京の下町、というより江戸っ子の体臭を醸す舞踊家が少ない中、花柳流で深川の師匠と呼ばれる三一郎は80歳を超えても粋なごじんだ。「好きな踊りねえ? 動きたくて動きたくてしようがないんだから、のんびりの色男でなく『お祭り』とか『うかれ坊主』とか、体使って動くほうだね」と口八丁手八丁の元気さ。

 今の住まいは富岡八幡宮や深川不動尊が目と鼻の先だが、生まれが人形町。実家は芸者衆の置き屋だった。「人形町でも花柳界の中だから芳町だ。8歳の時、おっかさんに連れられて初めて習いに行った」手ほどきを受けたのが名人と言われた女流の花柳徳栄美。その師匠から「商売人になるならちゃんとした人に」と、当時、花柳の三羽ガラスの一人とされた三之輔に師事。「内弟子に入って学校なんてダメじゃない」という昔流の中学退学でプロの道を目指した。15歳だった。

 踊りは人生、生活そのものと話すが、多くのお師匠さんから聞かされた教訓。「ちゃんとしたことを見せて踊れるのが大切。そうでないと後からがグチャグチャになる。ちゃんととは、形がしっかりしていること。それを身に付けるのがお前さんたちのやることなんだよ―と言われたよ」

 さて、ご本人の名言をひとつ。「年かさとなって、今までやったことのない新しいものを踊らなくちゃ、生きていく張り合いがございやせんでしょう」。粋に踊る「都風流」が見物だ。

 ◆チケット発売中 「第56回舞踊華扇会」のチケット(9000円)は東京・三宅坂の国立劇場で好評発売中。問い合わせは報知新聞社事業部(TEL03・5479局1294)まで。

◆七々扇花瑞王「太刀盗人」3度目挑戦 「舞踊華扇会」の2日目の下ざらいが11日、東京・三宅坂の国立劇場大けいこ場で行われ、宗家、家元、ベテランらが続々と登場し、真剣勝負のけいこを見せた。

 長唄の人気曲だが上演機会が少ない舞踊喜劇の「太刀盗人」でスリの九郎兵衛を踊ったのが家元の七々扇花瑞王。3度目の挑戦だが、15年ほど前の初演が現在の幅広い芸域を生む基礎になったという。また歌舞伎俳優として修業時代、9代目坂東三津五郎に直接の指導を受けた。

 「魂を吹き込まれました。お芝居の直伝を少しでも踏襲して何度もやりたい」と、目代に扮(ふん)した藤間仁章との名コンビぶりを披露していた。

参照元:スポーツ報知

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
ブログ内検索
貴重な情報プライスレス




楽しくお買い物


















スノーフレークストラップ


スポンサードリンク



忍者ブログ [PR]