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日テレ系「斉藤さん」(水曜・後10時)に主演する女優の観月ありさ(31)が、スポーツ報知のインタビューに応じた。同作は、第2話で視聴率17・4%を記録。平均視聴率15・9%(第4話終了時・ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、1月期の連続ドラマで2位と好調だが、「社会派ドラマだから受け入れてもらえるかどうか不安だった」と告白。連ドラ主演19作目。社会派ドラマに初挑戦した観月に今作への抱負を聞いた。
最近の連ドラには珍しく、「斉藤さん」は社会派ドラマ。今クールのドラマ平均視聴率2位。中でも35~49歳女性の視聴率が最も高く、主婦層のハートをキャッチ。にわかにブームの兆しを見せている。
実は1話のオンエア終了まで、観月は不安な気持ちでたまらなかった。「冒険的なドラマという感覚。コミカルで、ライトで見やすいドラマの多い中で、社会派ドラマが受け入れられるかどうか心配で。ただオンエア後は周りの反響がすごく良くて。今はホッと一息ですね」と安どの表情を見せる。
ゴミのポイ捨て。歩きたばこ。腹立たしいことを目撃しても、つい見て見ぬフリをしてしまうもの。そんなモヤモヤした気持ちを振り払うべく、観月演じる斉藤全子(まさこ)が“NOと言える日本人”になり、ズバズバと世間に物申していく。思ったことを遠慮なく口にするため、周囲から煙たがられる。ママさんたちのドン・三上りつ子(高島礼子)とは、とにかく衝突が絶えない。実際の観月はどうか。「普段は斉藤さんみたいに、はっきりとは言えないな。もめ事が好きじゃないので、実は三上さん派だったりするんです(笑い)。波風立てないでという考えだから。演じていて、三上さんに言われると『ごもっともでございます』って思ったりする」。
ロケの多い現場。現場には、子役の数だけ子役の母親たちがいる。役作りのため、観月はカメラが回っていない時も生きた教材に目を光らせている。「子供を持つお母さんたちが、どう接しているのか。仕切り上手なママ、ほかの子供に注意できるママ。ドラマのお母さんたちと近いものがあって、いろいろな人間模様が見えるんです」
30歳を過ぎ、昨年を「チャレンジの年」と位置づけ「歌の翼にキミを乗せ」で初舞台、「吉原炎上」(テレ朝系)で時代劇に初挑戦した。「今年はチャレンジに輪をかけて、より良いものを作る」と、質にもこだわっていくつもりだ。次回の連ドラ主演作品は、節目の20作目。「サスペンスもの、恋愛ものだったり、何か“ドカーン”としたものがやりたい。子持ちの役が増えてきているので、久々に独身の役がいいかな(笑い)」役にもどん欲さが見えてきた。
◆斉藤さん 原作は「月刊 office YOU」に連載中の漫画家・小田ゆうあ氏の同名漫画。単行本は4巻まで発売され、売り上げは30万部を超えている。今作の主題歌は、観月が歌う「ENGAGED(エンゲージ)」(6日発売)。ソロとしては5年ぶりのCDリリースになる。
◆観月 ありさ(みづき・ありさ)1976年12月5日、東京都生まれ。31歳。4歳のころからモデルを始め、雑誌「オリーブ」「セブンティーン」でトップモデルを務める。91年フジ系「もう誰も愛さない」で女優デビュー。同年「伝説の少女」で歌手デビューも果たす。その後「ナースのお仕事」「鬼嫁日記」など、ドラマでヒット作を連発した。07年テレ朝系「吉原炎上」では時代劇初挑戦。同年「歌の翼にキミを乗せ」で初舞台を踏む。
参照元:スポーツ報知