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日本を代表する個性派俳優として知られた緒形拳(本名=明伸)さんが5日午後11時53分、肝がんのため死去した。71歳だった。6日に密葬を済ませ、7日、東京・新宿区の獅子吼会本部で葬儀が営まれ、荼毘(だび)に付された。直後には俳優の長男・幹太さん(41)、次男・直人さん(41)が会見。幹太さんは「病気のことは絶対言うなと。家族だけしか知らなかった」と約5年前から肝がんを患っていたことを打ち明け、直人さんは「3日間、泣き通した」と悲痛の表情で話した。拳さんは先月30日にドラマ「風のガーデン」の記者会見に出席したばかりだった。

 あまりにも突然に、あまりにも大きすぎる“星”が天国へと旅立った。緒形さんは幹太、直人さんら3人の息子、娘たち家族、そして親友・津川雅彦(68)にみとられ、静かに息を引き取った。

 事務所関係者によると、緒形さんは亡くなる直前まで元気で食欲もあったようだが、4日夕方になって様子が急変し、病院へと運ばれた。肝臓の破裂による出血。それでも亡くなる直前まで意識があり、最期は眠るように逝ったという。

 この日、都内で行われた密葬には、津川のほか竹野内豊(37)らも参列。葬儀場となった本部では、緒形さんが会に寄贈した自身の書のびょうぶが祭壇の両サイドに、中央には06年2月出版の「緒形拳を追いかけて」の表紙の写真が飾られ、ひつぎの中には緒形さんゆかりの台本とたばこが納められたという。午後12時30分に出棺し、荼毘に付された。戒名は天照院普遍日拳居士。

 緒形さんは1968年に新国劇を退団後、カンヌ国際映画祭の最高賞に輝いた「楢山節考」や「復讐(ふくしゅう)するは我にあり」など、数え切れない映画やドラマに出演。癖のある独特の風ぼうや鬼気迫る芝居で圧倒的な存在感を示した。

 最近では「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」でぬらりひょんを演じるなど、これまでに見られなかった新たな役どころにも挑戦。意欲的な活動を見せていたが、実は8年前から肝炎を患い、ずっと闘病生活を送っていた。5年ほど前には肝がんが発覚。それでも家族だけにしか打ち明けることなく、仕事仲間に言うことをかたくなに拒み、仕事に打ち込んでいた。

 最後まで仕事への意欲は途切れることはなかった。先月28日には遺作となったフジテレビ系ドラマ「風のガーデン」がクランクアップ。30日の記者会見にも出席。仕事を全うしてから、わずか5日。緒形さんらしい旅立ちだった。後日、「しのぶ会」も行われるという。

 ◆緒形 拳(おがた・けん)本名・明伸=あきのぶ。1937年7月20日、東京生まれ。58年に新国劇に入団し、俳優の辰巳柳太郎氏に師事。65年、NHK大河ドラマ「太閤記」の主人公、秀吉役で人気を得た。映画「楢山節考」「復讐するは我にあり」などで人間味あふれるエネルギッシュな演技を見せ、日本を代表する個性派俳優として幅広く活躍。ほかの出演作に映画「鬼畜」「火宅の人」、ドラマ「必殺仕掛人」「峠の群像」など。00年に紫綬褒章を受けた。俳優の緒形幹太氏は長男、緒形直人氏は次男。

参照元:スポーツ報知

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