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今秋デビュー30周年を迎えるシンガー・ソングライターの竹内まりや(53)が、初めてタンゴを歌うことが17日、分かった。竹内がファンであるNHKラジオ「ラジオ深夜便」で流される“深夜便のうた”のために作った「最後のタンゴ」で、作詞は作家の伊集院静氏(58)が執筆し、作曲家・服部克久氏(71)がタンゴアレンジを担当する“豪華布陣”。竹内が自分のメロディーに第三者の歌詞を乗せて歌うことは初めて。新境地を見せてくれそうだ。
竹内まりやと伊集院静氏、服部克久氏の豪華コラボレーションが実現した。竹内がタンゴに初挑戦した「最後のタンゴ」に、伊集院氏が作詞、服部氏がアレンジとして参加した。
今回の楽曲が誕生したのは、ラジオの深夜番組がきっかけだった。竹内が曲を書く深夜に、よく聞いていたNHKラジオ「ラジオ深夜便」。ベテランアナウンサーが日替わりで担当し「正しい日本語を聞くことができる」と竹内の“お気に入り”だった。昨年夏に、竹内の希望で同番組にゲスト出演。その際に「いつか“深夜便のうた”を書いてみたい」と、もらしたのを覚えていたプロデューサーが正式にオファー。団塊の世代が多いリスナーに向けた“大人の恋の歌”を作ることになった。
「“深夜便”の歌を作るなら、両親の影響で幼いころから好きだったタンゴにしようと決めていた」と竹内。哀愁あるメロディーを作り、親交のある伊集院氏に作詞を依頼。竹内は過去に、他人の作詞、作曲の曲を歌ったことはあるが、自分が書いたメロディーに第三者の歌詞を乗せて歌うことは初めて。新たな挑戦になる竹内に対し、伊集院氏も意気に感じ、メロディーにピッタリの情熱的な歌詞を書き上げた。
伊集院氏は作詞家としては「伊達歩(だて・あゆみ)」という名前で、近藤真彦の「愚か者」などを提供しているが、今回は初めて「伊集院静」名義での作詞になる。さらに、服部氏が本格的なタンゴアレンジを加え、曲が完成した。
楽曲を聴いた番組プロデューサーは「久しぶりに恋がしたくなっちゃった」と、もらしたほど。番組内での初オンエアは30日深夜0時50分ごろ。今秋にシングルCDの発売を予定している。竹内の新たな挑戦で、深夜のラジオから新たなムーブメントが起こりそうだ。
参照元:スポーツ報知