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昨年末に歌手の矢沢永吉(58)の名前を無断で利用したとして矢沢の所属事務所から1000万円を求める訴訟を起こされたが、「虚偽主張に基づく訴訟で損害を被った」として逆提訴に踏み切ったものまねタレントの石山龍大(42)が11日、都内で会見を行った。矢沢側に求める損害賠償額は1億円で「ショックというか、残念というか、怒りもあります。徹底的に最後まで争うことになる」と徹底抗戦の構えだ。
「矢沢が唯一認めたものまねタレント」を巡る騒動は、1億円の逆提訴にまで発展した。石山は矢沢そっくりに口元をゆがめながら「何も悪いことをしていないのに、石山、犯罪者、みたいなとられ方をした。私も自分自身も守らなきゃいけない」と決意を語った。仕事の解約や精神的打撃を受けたとしての損害賠償請求で、額については「弁護士の先生にお任せした」としている。
石山によると、矢沢サイドから最初に連絡があったのは昨年10月31日。石山は06年末に立ち上げた自身のホームページ(HP)上で「矢沢永吉が唯一認めたものまねタレント」と記述しており、「事務所サイドからのお願いです、と言われて」表記の削除を依頼されたという。11月に入って同じ趣旨の内容証明が届き、同19日に矢沢側の弁護士と連絡を取った。その時点で「誇りをもってやってきたけど、削除だけしてくれればと言うので」と削除作業を進めたが「業者に頼んだら遅くなった」と12月3日に削除が完了。「終わってるもんだと思ったら」その後に訴状が届いたという。
石山が問題にしているのは、矢沢側が「『矢沢永吉が唯一認めた』というのは事実無根で、矢沢永吉はそういったことには一切関与していない」と主張していること。石山と矢沢の事務所側が話した時には「うちのボスも石山さんとそういうことがあったというのは言っていました」と言っていたそうで、石山は16年前に飲食店で矢沢と出会い、本人の前でものまねを披露。「石山のこと、認める」と言われたことが実際にあったという。それが訴状では一転しており、逆提訴に踏み切る要因になったという。
石山は「ビッグな、男に二言はないという矢沢さんが、事務所の主張ですけどウソの主張をしているのが残念」と肩を落とす。騒動後もものまねを続けているが「複雑な気持ち。歌を歌うのも苦痛になったりするけど、仕事も入っているので割り切ってます」という。裁判については「弁護士にお任せしている」と出廷の意思はないそうだが、どのような結末となるのかに注目が集まりそうだ。
参照元:スポーツ報知