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沖縄を舞台にした18日スタートのTBS系ドラマ「本日も晴れ。異状なし」(日曜・後9時)でヒロインを務める女優の松下奈緒(23)が、劇中の島唄「行逢(いちゃ)いぶさ」を作曲したことが15日、分かった。ドラマ用に書き下ろしたピアノ曲「ほし」を沖縄音階でアレンジし、沖縄の島唄歌手らが作詞した。主演の坂口憲二(33)が第1話で同曲を歌うなど、ドラマの世界観を表す重要な曲になる。
ドラマ「本日も晴れ―」は沖縄の架空の離島・那瑠美(なるみ)島が舞台。坂口演じる東京から赴任した駐在さんと島民たちとの触れ合いを描く。松下は島唯一の小学校の先生を演じる。
女優のほかピアニスト、歌手、作曲家でもある松下は今回、出演だけでなく音楽担当の1人としてかかわっている。松下は「ドラマのキーポイントは南十字星など沖縄の夜空に輝く星」と考え、ピアノ曲「ほし」を作曲した。
ただ、この時点で島唄の作曲の依頼はなし。松下は「ほし」をベースに、「レ」と「ラ」を抜く沖縄音階でアレンジした曲を自発的に制作側に持ち込んだ。制作側は「島唄を悩んでいる、ヒントがあったらください、と話したら3日後に突然、曲が届いた。優しく懐かしいシンプルなメロディーで『これだ』と採用になった」と説明。
沖縄の島唄の重鎮歌手・よなは徹氏と作詞家の泉知行(ちこう)氏が詞を付け、題名は「会いたいよ」を意味する「行逢いぶさ」。沖縄の楽器・三線(さんしん)の演奏で、いとしい人に会いたいと歌うオリジナルの島唄が完成した。
同曲は島で歌い継がれている島唄という設定で、第1話で坂口が歌うシーンがある。東京から来た坂口がなぜこの島唄を歌えるのかなど、ドラマの後半の伏線になる重要な曲だ。
松下は「誰かを支えてあげたいという温かな気持ちで作り、自分のお気に入りの曲になったのが『ほし』。島唄にアレンジされ、自分は誰に会いたいんだろうと考えながら聞いていただければ」と話している。「ほし」はアルバム「pf」(2月4日発売)に収録される。
参照元:スポーツ報知