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人気5人組グループの嵐が、デビュー10年目を迎える今秋、2年ぶりのアジアツアー(4都市8公演)を行うことが15日、分かった。この日、全国5大ドームツアーの東京ドーム公演で発表。節目のアジアツアーは、史上3組目となる国立競技場単独公演からスタートし、ジャニーズ事務所のアーティストとしては初の上海公演で締めくくる。アジア再訪をステップに、さらに夢を広げていく。

 勢力拡大を続ける嵐の5人が、アジアに再上陸する。

 9月5日の東京・国立競技場を手始めに、10月に台湾・台北、11月に韓国・ソウル、中国・上海と巡演。11月3日にデビュー10年目を迎えるグループにとって、2006年秋の台湾、韓国公演以来、2年ぶりのアジアツアーで成長を見せつける。

 国立での単独ライブは05、06年のSMAP、07年のDREAMS COME TRUE以来、3組目の快挙。初の野外公演となるメンバーは会場を下見し、相葉雅紀(25)は「芝生を触ってみたり、トラックを走ってみたり。カール・ルイスが走ったんだぁ」と感激で顔がほころぶ。陸上界伝説の米スーパースターに負けない風を巻き起こすつもりだ。

 上海は歴代ジャニーズでも初見参で、17日に25歳の誕生日を迎える二宮和也は「事務所的にも大冒険。これからも続けていけるように頑張りたい」と不敵に笑った。

 もちろん、この日のドーム公演も“大旋風”。幅20メートル、縦10メートル、奥行き10メートルの超巨大バルーンで高さ30メートルまで舞い上がった5人は、空中で歌唱パフォーマンス。デコレートカーのパレードでファン5万5000人を夢の世界に誘い込むと、新曲「One Love」(25日発売)など計29曲で魅了した。

 1日のナゴヤドーム公演直前に右手親指付け根を骨折した櫻井翔(26)は、全治1か月ながら「超調子がいいぜ」とハッスル。「5大ドームに野外、アジアと08年は挑戦の年。これをステップにまた大きくなれたら」と胸を張り、松本潤(24)も「(アジアツアーで)10年目のいいスタートが切れると思う」と確信。嵐といえども、目の前は一点の曇りもない。

参照元:スポーツ報知

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