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歌手・夏川りみ(34)が、3月19日に初のベストアルバム「あいのうた~セルフセレクション・ベスト~」を発売することが16日、分かった。選曲、タイトルの題字、曲解説、ジャケット写真まで、自身が手がけた完全なセルフプロデュース作品。再デビュー10年目を飾るベスト盤について、夏川は「歌が持つメッセージにこだわりながら、みなさんに手渡すように選曲しました」と話している。
10年目で初めてリリースするベスト盤のジャケット写真は、ブレている。プロのカメラマンではなく、夏川自身が遠隔ボタンで気軽にシャッターを切ったからだ。「(仕事で)自分でシャッターを押すなんて、もちろん初めての体験だったので最初は緊張しました」作り上げられたものではなく、等身大の「今の自分」を見てもらおうというファンへの思いの表れだ。
過去には、シングルを時系列で並べた「シングルコレクションVol.1」(05年)、「RIMITs~ベスト・デュエット・ソングス」(06年)などのアルバムをリリースしてきたが「あいのうた」は、ベスト盤として位置付ける初めての作品となる。
「歌手としての原点を見つめ直し、自分自身を見つめ直す気持ちで取り組みました」という作品群には、ロングセールスを記録し、120万枚を突破した代表曲「涙そうそう」やコブクロの小渕健太郎が作詞・作曲した「さようなら ありがとう~天の風~」などが収録されているが、全15曲中シングルは4曲だけ。夏川が特に「ファンに向かって届けたい」と選び抜いた曲ばかりで構成されている。
選曲ばかりでなく、タイトルの題字、曲解説も手がけた。来月には、CDを製作する工場に足を運んで出荷作業を手伝うことも予定している。すべては「手作りのものを届けよう」という夏川の信念から企画された。
ベスト盤を区切りとして、新しいステップに入る。目標は「涙そうそう」と肩を並べるような代表曲を生むこと、そして年末のNHK紅白歌合戦への2年ぶりの返り咲きだ。夏川は17日夜、ツアー「歌さがしの旅」(昨年9月スタート)最後の公演を日本最北端の北海道・稚内市で終える。
参照元:スポーツ報知