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俳優・妻夫木聡(27)が主演する2009年のNHK大河ドラマ「天地人」が19日、山梨県内でクランクインした。新しいキャストとして織田信長役に歌手の吉川晃司(43)、羽柴秀吉役に笹野高史(60)の配役が発表。1985年の紅白歌合戦で騒動を起こし、同局から“出入り禁止”を受けた過去を持つ吉川は「親不孝をしましたから、NHKにまた出られるようになるとは思わなかった」と大河初出演への思いを語った。
歴代の大河ドラマで役所広司(52)、渡哲也(66)、舘ひろし(58)ら大物俳優が演じた信長を吉川が演じることになった。最近、映画では俳優業を続けているが、ドラマ出演は02年のNHKの連続ドラマ「真夜中は別の顔」以来となる。
「天地人」は、上杉氏の参謀として戦国時代随一の知将と呼ばれた直江兼続(妻夫木)の生涯を描くもの。これに歴史上、有名な戦国武将が絡んでいく。信長は前半の二十数回に登場する重要な役柄。内藤愼介プロデューサーは「強さ、弱さを併せ持った新しい信長像ができる。新鮮に見えます」と吉川“信長”に期待している。
吉川とNHKには因縁がある。85年の紅白歌合戦で「モニカ」を歌う際にシャンパンをステージにまき、火をつけるといった予定外の行動を取り、続く出場歌手がステージで歌えなくなる事態を起こし、以来、出入り禁止といわれた。
既に「真夜中―」でNHK復帰をしているが、大河ドラマへの進出は吉川にとってはサプライズ。「妻夫木君には、初めて会ったときに(大河の主演で)『親孝行したね』って言ってたんですけど、僕は親不孝をしましたから。NHKにまた出られるとは思ってもいなかったのでうれしいです。もともと時代劇が好きなんでふたつ返事でした」と笑顔を見せた。
クランクインとなったこの日は兼続が謙信(北村一輝)の使者として岐阜城で信長と初めて会うシーン。馬に乗るシーンも堂々とこなした吉川は「なんとかやっていけるのかな、とホッとしました。生き急ぎ、何かにとりつかれ、犠牲者にもなった信長の寂しい面と強い面を出していけたら」と意気込んだ。
ほかに常盤貴子(36)、長澤まさみ(21)、阿部寛(44)らも出演する。
参照元:スポーツ報知