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8日に開幕した北京五輪のテレビ中継の視聴率が11日、ビデオリサーチから発表され、柔道男子66キロ級で内柴正人選手が今大会日本人初の金メダルに輝いた10日夜のフジテレビ系の中継は、平均14・8%、瞬間最高32・2%を記録した。女子48キロ級で谷亮子選手が銅メダルを獲得した9日夜のNHKの中継は21・9%で、瞬間最高は内柴を上回る35・6%。また、8日夜の開会式も37・3%の高視聴率をマークした。(数字はいずれも関東地区)
日本の金メダル第1号となった内柴に、多くの国民が注目した。
分刻みの視聴率では、内柴の決勝戦が始まった10日午後8時21分は21・7%。開始わずか1分で縦四方固めで抑え込み、一本を奪った同23分ごろには24・0%に上昇。金メダルを勝ち取った内柴が、スタンドで観戦する妻・あかりさん、長男・輝(ひかる)くんの名前を呼び、手を振るという感動のシーンでは28・8%に到達。瞬間最高は同55分の表彰式。内柴が表彰台で、授与された金メダルを会場に向けて掲げ、あかり夫人や輝くんがそれを見つめるシーンで、32・2%までアップした。
同中継では、女子52キロ級で中村美里選手も銅メダルを獲得。3位決定戦に勝利した午後7時49分ごろは14・8%だったものの、同8時34分の表彰式では22・5%を記録した。フジテレビ関係者は「内柴選手の金メダル獲得は本当にありがたいし、中村選手も20%超えは十分いい数字。今後の柔道・鈴木桂治選手や、野球・星野JAPANの中継にも弾みがつく」と喜んでいる。
また、「ママでも金」は達成できなかったYAWARAちゃんだが、NHKの中継は高視聴率をマークした。準決勝で敗れ、ぼう然とするシーンの午後7時18分には瞬間最高となる35・6%。3位決定戦に勝利して銅メダルが確定し、拍手の中を退場するシーンの同57分にも27・9%を記録した。瞬間最高では金メダルの内柴を上回り、注目度の高さを示した。
しかし、前回04年のアテネ大会は、谷と男子60キロ級の野村忠宏選手が金メダルに輝いた柔道中継は平均31・5%、瞬間最高は野村が3連覇を達成した瞬間で43・7%を記録。YAWARAちゃんの3連覇がならなかったこともあり、視聴率は前回を下回る結果となった。
参照元:スポーツ報知