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6日に死去した世界3大テノールのイタリア人歌手、ルチアーノ・パバロッティさん(享年71歳)の追悼アルバム「パバロッティ・フォーエバー」が10月10日に緊急発売されることが20日、分かった。代表曲「誰も寝てはならぬ」など、1968~97年に録音した41曲を収めたベスト盤的内容。また、発売にあたり親交のあったU2のボノ(47)、スティング(56)らが追悼コメントを寄せた。
世界を魅了したパバロッティの歌声が、追悼アルバムでよみがえる。「―フォーエバー」は、CD2枚組み全41曲のボリューム。最も得意とし、2006年トリノ冬季五輪開会式でも披露した「誰も寝てはならぬ」をはじめ、巨匠カラヤンが指揮し、ベルリンフィルと共演した「冷たい手を」、レバイン指揮のメトロポリタン歌劇場での名演「何とすばらしい美人」を収録。
ほかに、フランク・シナトラと共演した「マイ・ウェイ」や、パバロッティが見いだしたテノール歌手、アンドレア・ボチェッリとの師弟デュエットなど、バラエティーに富んだ内容。レコード会社「デッカ」との専属契約40周年記念盤として発売予定だったが、突然の死によってリリースが早まった。
追悼盤発売を聞き、世界中の一流アーティストがコメントを寄せた。95年にチャリティコンサートで共演し、葬儀にも参列したボノは「彼のオペラは喜びと悲しみを見事に混ぜたもので、超現実であり、同時に世俗的でもあった」。同じく共演経験があるスティングは「この大きな人がいなくなって世界は小さく感じられるでしょう」としのんだ。
ボチェッリは「マエストロ、貴重で公平なアドバイスをいただき、常にうまくなるように勇気づけてくれて、ありがとうございました」と語っている。
参照元:スポーツ報知