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【米ニューヨーク28日】KinKi Kidsの堂本光一(29)が、現地リンカーンセンター内のウォルター・リード・シアターで行われた単独初主演映画「銀幕版 スシ王子!~ニューヨークへ行く~」(堤幸彦監督、日本公開中)の米プレミアに出席した。「SUSHI PRINCE」こと光一は、撮影の地で“凱旋”の舞台あいさつ。元祖日本人スシ・プリンスとも夢の王子コラボを実現し、通なニューヨーカーをうならせた。
昨年7月のロケ以来、スシ王子がニューヨーク(NY)に再上陸した。
自身の出演作で海外初上映のプレミアを前に舞台あいさつ。光一ははにかみながら「私は、I’m SUSHI PRINCE です」。和英交じりの王子スマイルで、客席を埋めた約250人から歓声を浴びた。
「エンターテインメントあふれる街で見ていただく日をうれしく思います」。撮影時からNYの成熟した娯楽熱を感じ、この日も現地の年配女性からオルゴールを贈られ「ウエルカムな空気を感じた」と感謝した。
それでも「正直、笑ってもらえるか不安」と漏らし、「コメディーの中にまじめな日本人の心が詰まっている。日本の文化も感じてくれたら」と願った光一。そこでひと肌脱いだのが、幻の元祖スシ・プリンスだった。
上映前に同センターで催されたすしパーティー。同僚の米国人職人と腕をふるったのが、現地すし店「鬼が島」の日本人スタッフ・鈴木彰さん(69)。通説でNY初のすし専門店は「竹寿司」(1975年開業)とされるが、鈴木さんによると、実は65年に自ら「亀八」の一員として当地にすし店ののれんを掲げたという。
「元祖スシ・プリンスかな(笑い)」と鈴木さん。NYで40年以上の職人歴がなせるカリフォルニアロールなど巻き物5種とトロなど握り5種の計10種、1600個が1時間半で“完配”。SUSHIのとりこになった観客からは、空手も交えた和の娯楽劇に笑いが絶えなかった。
「ちょっと、すしでも食べて帰ろうかと思っていただけたら」と謙虚に話していた光一。新旧スシ王子の“共演”で、全米を含め未定の海外公開に、「監督次第」(光一)と受け流す続編についても「おかわり」を求める声が上がりそうだ。
◆堤監督感慨深げ
○…「THE SUSHI PRINCE DOES NEW YORK」(英題)のプレミア舞台あいさつに、堤監督もビデオメッセージを寄せた。03年の映画「恋愛寫眞」のNYロケ中に、今作の構想が生まれて約5年。89年から約1年間、現地に在住経験もあり「NYの人に見てもらうのは大変うれしい」と感慨深い様子だった。
参照元:スポーツ報知